しきりにダイバーシティが叫ばれる昨今。職場での男女格差も埋まりつつあると思う人もいるだろうが、なかにはいまだに男女比率が極端な業種も少なくない。そんな現場で働く“職場マイノリティ”たちの悩みを徹底調査した! ◆女子校教師編(比率:男<女) 見渡すかぎり女子生徒しかいない女子校教師は、たとえマイノリティとはいえ、男にとっては夢のような職場のはず。16年間女子校に勤める城田大樹さん(仮名・43歳)も役得な部分があることは否定できないという。 「ルックスが大したことなくても、めちゃくちゃモテるのは事実ですね(笑)。ただ、勘違いすると危険です。あくまでモテるのは校内だけですから……」 とはいえ、ハーレム状態なことは間違いない。では、職場マイノリティならではのつらいポイントはどうだろう? 「意外としんどいのは女子のにおいですね。女のコは臭くないという変な先入観があったせいか、女子校で教える