続いて、体感的にも速度の低下を実感できる新宿の夜間に、通信速度を計測してみた。結果は以下の通り。「XTREME SPEEDTEST」のテストでは、ドコモが1191Kbps、ソフトバンクが1932.8Kbps、auが563.4Kbps(すべて下り)。BNRスピードテスト(画像版)での結果は、ドコモが689.62Kbps、ソフトバンクが987.57Kbps、auが616.4Kbpsとなった。 一概に比較はできないが、前述した渋谷の昼間と比べると、通信速度が遅くなっていることがおわかりだろう。ソフトバンクでも、BNRスピードテスト(画像版)では、下り平均が1Mbpsを下回った。 2月20日の21時から22時にかけて新宿西口周辺のカフェでテストした通信速度。XTREME SPEEDTEST(下り)ではソフトバンクとNTTドコモは1Mbps台となっている。BNRスピードテスト(画像版)は3キャリアと
Google+では情報を共有したい仲間を任意の「サークル」へ登録してフォローします(ひとりのユーザーを複数のサークルへ登録できます)。 一見、FacebookやTwitterなどと変わりない機能のように思えますが、実は少々違います。Google+では利用者が仲間を「サークル」へ入れるのですが、他のユーザーにはその仲間たちはすべて一括して「フォローした人」として表示されます。つまり、自分がどういうグループ分けをしたのかを他人へ知られずに済みます。 これにより、自分の発信するストリームの見え方が相手によってかなり違うので、“情報を交換する相手との間”を自分本位で決められます。たとえば、Aプロジェクトのメンバーとはリアルタイムでコミュニケーションをとりたい。一方でBの仲間とは数日おきに連絡がとれれば御の字だったとします。こういった“情報交換相手との間”を自分の尺で決められるのです。 従来のSNS
TwitterのタイムラインとFacebookのニュースフィードは、一見すると非常に良く似ています。しかし、TwitterとFacebookはもともと性質の異なるサービスです。 TwitterとFacebookの違いを考える時に、一番わかりやすいのが、Twitterならば「フォロワー」、Facebookでは「フレンド」との繋がり方です。 Twitterでは、特定の話題に共鳴した人たちがたまたま集まるゆるい空間、よく「クラスタ」と呼ばれるものがユーザーを繋げています。ユーザーはその空間の中で漂い、コミュニケーションをしたり、時にはのぞくだけだったり、言いっぱなしになります。スピード感溢れる情報の流れと心地よい喧噪。その空間がTwitterの良さです。 一方、Facebookで人と人を繋ぐものは、その個人同士での直接的、現実的なコンタクトが基本です。繋がっているユーザーの多くは、現実に一回以上
ところが、実際に携帯電話をスマートフォンに切り替えようとするユーザーにとっては、いくつか問題が出てくる。まず、メールアドレスをどうするか。次に、iモードなどの公式サイトやオサイフケータイなどでこれまで使ってきたサービスの継続だ。キャリアの変更は、本来とても厄介なものである。 その点、アンドロイド携帯は便利だ。それというのも、アンドロイドというのはそもそもOSだ。そのため、iモードやオサイフケータイといった日本独自のアプリを搭載することができる。しかも、アンドロイドはiPhoneと違って、最初から複数のアプリを同時に操作できるマルチタスクOSとして登場した。要するに、色々な点でアンドロイドはiPhoneの欠点を製品として補っているのである。 そのような背景事情から、iPod touchが存在することが、今やアップルにとって不利になってきているのである。 図式にすれば、(1)スマートフォンのア
まずは、日本時間の2010年11月11日に発表されたSugarSyncのサービス強化点について紹介しよう。ポイントは3つだ。 1つ目は、無料で使えるストレージ容量が増えたこと。従来はDropboxと同じ2GBまでだったが、今回の機能強化によって最大5GBに拡充された。 2つ目はファイルの世代(バージョン)管理。誤ってファイルを上書き保存してしまったときなどに、更新前のファイルに戻せる機能だ。従来は2世代しか更新履歴を管理できなかったが、今回、最大5世代に増えた。30日間無制限のDropboxと比べると頼りない気もするが、実際にそこまでさかのぼる必要が生じることはあまりないとも言える。 3つ目は、SugarSyncの弱点だった、同期できる端末の台数。無料アカウントの場合、従来は2台までだったが、この制限がなくなった。今回、Dropboxから乗り換えてもいいかもしれない……と思った最大のポイン
前回、地方都市のモバイルインフラ事情について取り上げたが、携帯電話の世界において、PCのインターネットの世界では取り上げられる機会の少ない要素として、もう1つ、携帯電話向けのWebサイトやコンテンツの世界が挙げられる。今回はそうした中から、若い女性から非常に高い支持を得ている、携帯電話専用のブログサービス(ケータイブログ)を取り上げてみたい。 利用者の大半が若い女性、首都圏より関西で人気のサービスも ケータイブログは、若い女性の間では人気、知名度共に高いサービスで、ファッション誌でその名が頻繁に取り上げられており、現在、人気ブロガーが誌面をにぎわしている。 しかし、若い女性向けのファッション誌や携帯サイト以外に情報が出回ることはほとんどなく、存在自体を知らないという人も少なくないのではないだろうか。 ケータイブログといっても、その中身は「Amebaブログ」「Livedoor Blog」とい
「目デカ★」「詐欺れる♪」「盛れてない?」。ゲーセンの一角で、女の子たちが肩を寄せ合いケータイをのぞき込む――いったい何の話かというと、自分と友人で撮影してケータイに転送した、プリントシール機の画像の感想だ。最近のプリントシール機は、女の子たちの願望を反映して「美肌」で「デカ目」に写るまでに進化している。「自分なんだけど、自分じゃないみたい」という絶妙な補正効果が「詐欺れる」という言葉になっている。 2008年7月に、この“120%のデカ目革命!!”というキャッチコピーのプリントシール機(プリ)「Jewella Eye(ジュエラ・アイ)」を発売したのが、バンダイナムコゲームス。「撮影して出てきたシールを見ると、自分の目がデカくなった!と実感できる」と話すのは、同社AMクリエイター部ゲームデザイン課の結城まどか氏。試してみると確かに、くっきりした目と、白い肌でドッキリする。男性(※)でも「つ
数多くのバラエティ番組を手がけてきた放送作家の山名氏が、話題の番組を題材にビジネスで役立つ発想方法を紹介する。 10月スタートの新番組が出揃った。オンエアはまだだが、先行して発表された情報を見る限り、明らかにある種の傾向があることがわかる。 『エチカの鏡 ココロにキクTV』(フジテレビ系列;日曜夜9時、10月19日スタート)や『誰も知らない泣ける歌』(日本テレビ系列;火曜夜9時、10月7日スタート)のように情感に訴える、いわば「エモーショナルな番組」が大量に登場する。秋の新番組はドキュメンタリー系が多い、という記事をどこかで読んだが、ドキュメンタリーというのは手法の一つに過ぎない。テレビ界全体の傾向としては「エモーショナルなものの流行」と考えた方がいいだろう。 しかし、どうしてこんなにも同時多発的にエモーショルな番組が誕生することになったのだろうか。 僕が思うに、4月改編の反動である。 4
【Part1】雑誌がコミックスのプロモーションに! ~マンガビジネスの変化~ 日本のコンテンツ産業で、もっとも優秀な人材が集まってきたマンガ界だが、産業的には近年決して好調とばかりは言えない状況だ。 特に雑誌売上の低迷は深刻。ピークの1995年には3357億円あった売上(販売金額)は、年々下がり続け、昨年2007年には2204億円にまで落ち込んだ。つい最近も、山田貴敏の『Dr.コトー診療所』や間瀬元朗の『イキガミ』などのヒット作を生み出した『週刊ヤングサンデー』(小学館)が休刊に至った。 ピークだった1995年とは、『週刊少年ジャンプ』(集英社)の発行部数が653万部に達した年だ。『週刊少年ジャンプ』は、同年に鳥山明の『DRAGON BALL』が、翌年には井上雄彦の『SLAM DUNK』の連載が終了し、以降部数が減少。2007年2月の発行部数は278万部にまで下がっている。 一方、単行本(
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドの新アトラクション「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」を2009年4月15日にオープンすることを発表した。 ディズニー/ピクサー映画「モンスターズ・インク」の世界を体験できるライド型のアトラクション。映画に登場したモンスターたちが繰り広げるかくれんぼゲームの様子を、セキュリティトラム(3台1編成のライド)に乗って楽しむ。 同アトラクションはトゥモローランドに開設し、商品店舗「モンスターズ・インク・カンパニーストア」を併設する。総投資額は約100億円。 提供企業は松下電器産業。同社はこれに合わせ、これまでスポンサーを務めていたアトラクション「スター・ツアーズ」の提供を終了する。なお、同アトラクションの運営自体は今後も継続される。 ■関連情報 ・オリエンタルランドのWebサイト http://www.olc.co.jp/
世界のすべてを仮想世界に写しだす“魔法の鏡”を巡る争いが始まった――。ファンタジー小説の宣伝文句のような話が現実のものとなりつつある。はじめの鏡は「Chrome(クローム)」。検索最大手の米グーグルがブラウザー市場に投入した「(写真立てや窓の)枠」という名をもつブラウザーのベータ(試験)版だ。 ソフトウエアの巨人マイクロソフトが始祖ネットスケープ・コミュニケーションズをしりぞけた圧倒的な地位を巡って、最近ではFireFox」や「Opera」、「Safari」などが挑み、それなりのシェアの獲得に成功してきた。だが、強豪ひしめきあう状況となっても、依然マクロソフトの「Internet Explorer」(IE)の牙城は崩れていない。 ネット検索の覇者グーグルが投入したクロームを初めて見た人々はおののいた。あまりにシンプル。巨人マイクロソフトはつい先日、多様な機能を備え、プライバシーへの配慮や快
第4世代「iPod nano」(画像クリックで拡大) 豊富なカラーバリエーション(画像クリックで拡大) 歴代最薄6\.2mmのボディ(画像クリックで拡大) 第2世代「iPod touch」(画像クリックで拡大) アップルは2008年9月10日、デジタルプレーヤー「iPod」を一新して、「iPod nano」2モデルと、「iPod touch」3モデルを発表した。直営オンラインストアの「Apple Store」や取扱店で順次発売する。 希望小売価格は同日発売の「nano」8GBモデルが1万7800円、9月中旬発売の16GBモデルが2万3800円。同下旬から発売される「touch」は8GBモデル2万7800円、16GBが3万5800円、32GBモデルが4万7800円。 第4世代となる「nano」は、ボディを高さ90.7mmの縦長デザインに変更し、厚さは6.2mmのiPod最薄。アルミニウムとガ
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