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B-CASと地デジに関するatasintiのブックマーク (9)

  • ダビング10は放送法違反である - 池田信夫 blog

    先日の記事がYahooニュースのヘッドラインになって、きのうは10万PVを超えたので、法的な問題を補足しておく(これは弁護士と協議した上の結論である)。 デジコン委員会はB-CASについて14日、現行方式以外に「チップ方式」、「ソフトウェア方式」の3つを具体案としてあげた。その主眼はコピー制御なので、大規模な顧客管理を行なう現行方式は実際には選択肢ではない(それでは見直しにならない)。いずれにせよ無用で高コストのB-CASカードを廃止し、B-CAS社を解散することは既定方針である。 争点はその先だ。ダビング10を法的に強制するという選択肢は放棄されたものの、放送波を暗号化し、その暗号鍵とダビング10を抱き合わせ(拘束条件付取引)にするという方式が有力らしい。しかしこれは前の記事でも書いたように違法(独禁法19条一般指定13項)である。同様のbroadcast flagは、アメリカで違法

  • B-CAS見直し議論、具体化へ

    総務相の諮問機関・情報通信審議会の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」が10月14日に開かれ、デジタル放送の著作権保護に使われている「B-CAS方式」見直しに関する議論の進ちょくが報告された。 一部で「B-CASの事実上の廃止が決まった」という報道もあったが、村井純主査は「まだ結論が出たわけではない」と、あくまで検討段階というスタンスを強調した。現在はB-CASの課題について洗い直し、さまざまな選択肢を検討している段階という認識だ。 B-CASの見直しについて議論を進めているのは、委員会内の「技術検討ワーキンググループ(WG)」。WGで提案された著作権保護技術の選択肢は(1)B-CASと同様の「カード方式」、(2)専用チップを機器に内蔵する「チップ方式」、(3)ソフトウェア方式――の3種類だ。 それぞれについて、利用時のユーザーのストレスや、コストと効果、スクランブル技

    B-CAS見直し議論、具体化へ
  • B-CASカードの新方式検討も--総務省の専門委員会

    コンテンツ流通におけるルールづくりやコンテンツ利用に関する諸問題を検討する、総務省の諮問機関「デジタル・コンテンツ流通の促進に関する検討委員会」の第45回会合が10月14日、開催された。 同委員会では、2008年6月に第5次中間答申を取りまとめ、地上デジタル放送の著作権保護方式である「B-CAS」を見直す方針を発表。これを受け、9月末に開催された会合では「技術と契約」を軸に、B-CASの見直しが格的に決定された。 今回の会合では、委員会主査を務める慶応義塾大学教授の村井純氏が、委員会内に設置された技術検討ワーキンググループ(WG)における議論の進捗状況を説明。現在のB-CAS方式の課題として同委員会で挙げられた (1)カードに対する視聴者のストレス、(2)コストと効果、(3)スクランブル技術との関係性--の3点について、現行B-CASカードの対応を把握するとともに、見直すべき項目の議論や

    B-CASカードの新方式検討も--総務省の専門委員会
  • 「B-CAS事実上の廃止」はホント? 経済学者の記事に大反響

    デジタル放送を見るのに必要なICカード、「B-CASカード」について、経済学者の池田信夫氏が「事実上の廃止が決まった」とニュースサイトの記事中で述べたことが大きな反響を呼んでいる。「B-CASカード」は当に廃止されるのだろうか? B-CASがなくなると、「ダビング10」も廃止 注目を集めたのはIT系のニュースサイト「ASCII.jp」に2008年10月7日に掲載された、経済学者の池田信夫氏が書いた記事。池田氏はこの中で、総務省の情報通信審議会が2008年9月26日に開いた「デジタルコンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委員会)」でデジタル放送のB-CAS方式を見直す方向性が示されたことを挙げて、「放送局も反対していないので、B-CASの廃止が事実上決まった」と述べた。 B-CASをめぐっては、地上デジタル放送の著作権と絡んで、テレビなどの受信機側にコピーを制御させる「制度エ

    「B-CAS事実上の廃止」はホント? 経済学者の記事に大反響
  • B-CASの違法性について - 池田信夫 blog

    ASCII.jpの記事について各社から問い合わせがあったので、補足しておく。情報源は明かせないが、この内容は一次情報にもとづくものである。AV Watchの記事でも、「B-CAS見直しについては、法律などによる著作権保護の制度エンフォースメントについても議論されていたが、村井委員長は技術と契約によるエンフォースメントを基としながら、見直しを図っていく方針を示した」と書かれている。「霞ヶ関文学」独特のわかりにくい表現だが、「著作権保護のエンフォースメント」とはダビング10のことだ。 B-CASは来の限定受信システムとしてではなく、コピー制御に使われる末転倒になっている。コピー制御のためなら視聴者の個人情報をコントロールするB-CASは必要ないが、B-CASによる暗号化をやめると、コピー制御信号が無視できるようになる。このためダビング10を法的に義務づけてほしい、というのが放送業界の要

  • B-CASについての技術的まとめ - 池田信夫 blog

    先日の速報には10万を超える爆発的なアクセスがあったが、いろいろ間違いがあり、多くのコメントやTBなどで訂正していただいた。まず私がB-CASの規格(ARIB STD-B25)を誤解していたため混乱をまねいたことをおわびし、あらためて(私の理解している範囲で)正確に問題をまとめておく。非常にテクニカルな話なので、関係者以外は無視してください。 私は、まずカードを挿入しないと見えないという程度の簡単な(スクランブルなしの)B-CASが導入され、地デジに移行するときコピーワンスを実装するためにMULTI2が導入されたと理解していたのだが、システム上は最初からMULTI2は入っており、最初は使わなかっただけらしい。そのしくみを簡単に解説すると、いっせいに数千万人に信号を送るため、暗号鍵を共通のECM(Entitlement Control Message)とカード固有のEMM(Entitlem

  • ついにあの「フリーオ」がB-CASカード不要に、とんでもない方法を採用 - GIGAZINE

    コピーフリーの地デジチューナーとして登場して以来、話題に事欠かない「フリーオ(friio)」ですが、新たなドライバを導入することでB-CASカードが不要になるそうです。 デジタル放送にかけられた暗号を解除して視聴するためにはB-CASカードが必要ですが、とんでもない方法を採用している模様。 詳細は以下の通り。 Friio - デジタルハイビジョンテレビアダプター 「フリーオ」 このフリーオ向けソフトウェアなどを配布しているページによると、8月21日現在公開されているバージョン「1.90」のドライバが「IP CAS provider」に対応したそうです。 これはフリーオで受信したデジタル放送を視聴するのに必要なB-CASカードの情報をインターネット上にあるサーバーからダウンロードするというもので、これによりB-CASカードが不要になるとのこと。 なお、読者からのタレコミによると、サーバーにカ

    ついにあの「フリーオ」がB-CASカード不要に、とんでもない方法を採用 - GIGAZINE
  • B-CASが破られた? - 池田信夫 blog

    コメントからの情報だが、Friio社の発表によれば、10月25日に発売する新バージョンではB-CASカードなしでコピー制御を外すことができるようになるという。現在でも「ダウンロード」で新しいソフトウェア(ベータ版)を入手し、制御方式を「ネットワーク」とすると、普通のテレビ番組が見えるという報告がある(未確認)。 これはおそらく国外にある(B-CASカードを入れた)サーバに地デジの放送信号を転送し、そのサーバでB-CASのスクランブル(MULTI2)を復号化して(コピー制御フラグのついた)MPEG2-TSにしてインターネットで送信しているものと思われる(*)。これはB-CAS社との契約には違反するが、サーバが国外にあれば差し止めは不可能だ。 この信号をFriioで受信してコピー制御フラグを無視すれば、コピーフリーになる。フラグを無視することは違法ではないので、この復号化サーバのIPアドレ

  • NHKは公共放送か有料放送か - 池田信夫 blog

    ITproの続報に、NHK体の見解が出ている。ここで答えている土屋円氏(私の元同僚)が、20年前からハイビジョン・プロジェクトを進めてきた責任者である。彼が「NHKが筆頭株主となったのは,メッセージ表示機能が要因」と答えているように、B-CASの当初の目的は、BSアンテナを1軒ずつ探す手間を省き、BS受信料を払っていない視聴者のテレビに「いやがらせメッセージ」を出すことによって不払い者を「いぶり出す」ことだった。 しかし、このメッセージ表示は「あまねく日全国において受信できる」(放送法7条)という公共放送の原則と矛盾している。料金を払っていない人に見せない条件つきアクセスシステム(CAS)は世界中にあるが、それは民間企業の有料放送システムなのだ。この矛盾は規制改革会議にも指摘され、娯楽番組は有料放送に移行(民営化)すべきだと提案された。私も週刊東洋経済で同様の提案をした。このときNH

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