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チャールズ・テイラーに関するatenahのブックマーク (1)

  • 国家という世俗的な宗教 - 『近代 想像された社会の系譜』

    近代 想像された社会の系譜 著者:チャールズ・テイラー 販売元:岩波書店 ★★★★☆ このごろ屋に「サンデル・コーナー」ができ、サンデル先生は震災にまでコメントしているが、率直にいって彼はオリジナルな思想家とはいえないし、日で出ているのほとんどは凡庸な説教だ。それよりも彼の師匠の書いた書を読んだほうがいい。これは大著『自我の源泉』の続編で、次の大著、“A Secular Age”の導入ともいえる。 そのポイントは、近代社会がキリスト教の世俗化によって生まれたということである。マルクスから現代の経済学に至る「唯物論」的な社会観では、人間を欲望をもつ合理的個人と考え、その経済的利害にもとづいて「上部構造」たる文化や法制度ができると考えるが、著者はこれを逆転して、西洋的な社会の根底にあるのは社会的想像(social imaginary)だとする。 これはアンダーソンの『想像の共同体』に似

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