これは2年前、2008年6月に、大学院科目「心理学」のレポートとして提出したもの。 自分でもなぜこんな薄暗いテーマにずっとこだわっているのかと思うけれども、司書は司書という仕事に愛着がある人が多く、しかしながらしばしばやる気も実力もある人が辞めることがあり、それがやるせないし、また一方で、とても興味深い、ということなんでしょう。 たしかに好きな職業に就いて、好きな仕事だけできればそんないいことはない。たまにはつらいことだってある。それでも、「好きな」方向へ各人が自分の仕事を近づけることができれば、組織のパフォーマンスも高くなるのでは。なんだかんだいって適材適所。そんなこだわりが、ずっと前からあります。 「仕事はつらいもの/つらくてもしかたがない」そういう価値観は幸い、時代遅れになってきてくれています。まぁ実際は、時代遅れになったとはいえ、そういう価値観を持った人がすぐに引退するわけではない