博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? 科学・技術行政に興味がある方、大学院生のお子さんを持つ親御さんたち、大学院生のみなさんは必読。 榎木英介さんが書かれた本。Twitterで@enodonという名前で日々、科学技術ニュースを流してくださったり、メルマガを発行されていたり、サイエンス・サポート・アソシエーション(SSA)を運営されていたりして、社会のための科学・技術が成立するように日々活動されている。私は、「博士ネットワーク・ミーティング@つくば」、第2回 博士ネットワーク・ミーティング@つくば、ノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会で面識を得た。 話し戻って、この本は一章で今の日本社会において博士号および博士課程はどのようにみられているのか、二章で博士号取得者が大量に輩出されるようになった背景、三章で博士号取得者への典型的批判(このようなやつ)への反論、四章で博士号取得者を社会