印刷 関連トピックスNTTドコモKDDI KDDIは2012年12月にサービスを始める高速通信規格「LTE」で、立ち上げ当初の人口カバー率を70%に設定した。第3世代携帯電話(3G)網よりも高速で通信できるLTEは、NTTドコモが2010年12月に国内で商用サービスを始めて、競合他社よりも先行している。ドコモは12年度末に人口カバー率を約60%にする計画。KDDIは12月の開業時にドコモのカバー率を上回り、一気に追い上げる。 KDDIは総務省にLTEの人口カバー率を14年度末に96・5%にする計画を申請している。開業時のカバー率は800メガヘルツ帯の再編もあり、これまで明らかにしてこなかった。昨年周波数の再編スケジュールのめどが立ったため、再度人口カバー率の検証を行った。 その結果、基地局を多く建設せずに既存の携帯電話通信方式「CDMA2000」の基地局にLTEの設備を併設することに