そしてiPhoneの場合、Plusを含む従来機種が持つディスプレイのアスペクト比(長辺と短辺の比率)は16:9だったが、iPhone Xのディスプレイは縦長になり、短辺を9とすると、長辺は約19(アスペクト比は19:9)になる。つまりiPhone Xのディスプレイは、Plusと比べて全体が大きくなったというよりは、縦長になったのだ。 実際にiPhone XとiPhone 7 Plusを並べると、ディスプレイの縦幅はiPhone Xの方が長いが、横幅はiPhone 7 Plusの方が長い。ディスプレイの横幅と縦幅を測ると、iPhone Xは約62×135mm(切り欠きを除くと130mm)、iPhone 7 Plusは約63.5×121mm。 では、実際にアプリを利用すると、表示範囲や大きさはiPhone XとPlusではどれだけ違うのだろうか? いくつかのアプリを例に出しながら見ていこう。な