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ブックマーク / umedamochio.hatenadiary.org (27)

  • JTPAシリコンバレー・カンファレンス3月開催 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    シリコンバレーの日人NPO団体、JTPAでは来年3月にカンファレンスを開催します。11月15日から申し込み開始。 カンファレンス執行メンバーの討議で、 「今年のツアーはどうしようか?」という話になったとき、話題に上がったのは、「ちかごろの若い人たちはすごい!」ということでした。 多くの参加者たちが、用意されたコースの前後にプラスアルファで自ら企画して、ツアーで知り合った仲間を巻き込み、自分たちが見たいものを見に行き、会いたい人に会いに行く。 そのうち、「もう私たちが手取り足取りする段階ではないのかもしれない」という方向に話が向かいました。 シリコンバレー・ツアーの存在をアンテナに引っかけ、それに反応し、応募してくる若者たちの意識は十分に高い。 彼ら彼女らの意識の高さと行動力に、シリコンバレー・ツアーを委ねてみてはどうだろうか? 私たちは、ツアーの核となるきっかけだけを提供して、核の周りに

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    atkura 2008/11/05
    僕とのミーティングを希望する人は、参加者同士、グループを適当に構成して(一人一人では効率が悪いので)、何らかの形で僕にコンタクトして、3月20日(金)のミーティングを申し込んでください。
  • 「上を伸ばす」ことのすすめ - My Life Between Silicon Valley and Japan

    プレジデント・オンライン上で、新著「ウェブ時代 5つの定理」関連のインタビューを受けました。 これから五回に分けて掲載される予定です。 【第一回】「上を伸ばす」ことのすすめ がアップされました。 君たちの時間は限られている。 その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない スティーブ・ジョブズ (アップルCEO) Your Time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. (Steve Jobs) これは、2005年夏のスタンフォード大学の卒業式でジョブズが行ったスピーチの中の言葉です。ここに引用した箇所だけでなく、とにかくあのスピーチ全体がすばらしかった。 ・・・・・・・・・・・ 誤解を恐れずに言えば、僕はこのを「上の子たち」に向けて書きました。能力があって、努力もする人たち、頭がいいだけじゃな

    「上を伸ばす」ことのすすめ - My Life Between Silicon Valley and Japan
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    atkura 2008/02/28
  • 「ウェブ時代 5つの定理」いよいよ発売です - My Life Between Silicon Valley and Japan

    書店によって少し違いはありますが、「ウェブ時代 5つの定理」が明日(27日)または明後日(28日)から店頭に並びます。 ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 29人 クリック: 4,720回この商品を含むブログ (422件) を見る刊行を記念して「5つの定理」(アントレプレナーシップ、チーム力、技術者の眼、グーグリネス、大人の流儀)のそれぞれのエッセンスを短い文章にまとめました。短期集中連載として、明日(27日)から5日間、産経新聞朝刊一面に掲載される予定です。どうぞお楽しみに。 そして刊行とほぼ同時に、文藝春秋特設サイトに、書で取り上げた「ビジョナリーたちの名言」へのリンク集を公開する予定です。 また、3月15日(土)午後2時から八重洲ブックセンターで「講演

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    atkura 2008/02/27
  • まつもとゆきひろさんと二回目の対談をしました。 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    いずれ対談の全内容が「IT Pro」にアップされるので、そのときはまたお知らせしますが、この対談に関連するものを二つ、ご紹介しておこう。 (1) まつもとさんの日記 ・・・・・ で、日経BPで梅田さんとの二回目の対談。前回の対談の後「楽しかったのでもう一度対談したいですね」と言ったら梅田さんも乗り気になっていただいて実現した。 主に「ネットにつながった人々のパワーの活用」とか「オープンソース」とかの話が中心だった。 「オープンソースの中の人」である私にとっての「当たり前」もやや外側にいる梅田さんにとっては「驚き」だったようで、こちらの一言にびっくりするくらい感心してくださったところもあった。 「梅田さんがこんなに聞き手に回るのを見るのは初めてです」と同席してくださった方もおっしゃったくらい、私が(早口で)しゃべっている。これがどうまとまるのか、楽しみである。 ・・・・・ 前回の感想として、

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    atkura 2008/02/22
  • 齋藤孝さんとの三回目の対談 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    東京では、齋藤孝さんとの三回目の対談を行った。 一回目の対談の一部は、 齋藤孝×梅田望夫対談「大人の作法」(前編)(webちくま) 齋藤孝×梅田望夫対談「大人の作法」(後編)(webちくま) としてまとめられ、二回目の対談の一部は、日経ビジネス・アソシエ1/15号の新春特別対談に掲載された。このたびの三回目の対談もあわせて、長時間対談の内容のすべてをまとめ、五月にちくま新書から刊行される予定。 今回、いちばん印象に残ったのは、を書くときに意識する読者層についての議論であった。著者がを書くときにどういう読者層をイメージするかということ以上に、文体の選び方が重要と、齋藤さんは指摘された。 そして「ウェブ時代をゆく」の一節を朗読しながら、こう言われた。 梅田さんの『ウェブ時代をゆく』は、僕らにとっては、一歩踏み出しやすいヒントの詰まっているだと思うのですけれど、はたして、日人のどのレベル

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    atkura 2008/02/22
  • 高校生三人組がはてなにやってきた - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ねみんぐ!」を開発した三人の高校生がはてなにやってきた。僕は東京にいなかったので参加できず残念だったのだが、こちらから、写真と映像を見て、会話やプレゼンテーションの音声を聞いた。id:lonlon2007、id:Tnzk、id:rosylillyの3人のうちいちばん若いのはまだ15歳という。どんどん大きく伸びていってほしいと思う。 自分の高校生の頃を思い出すに、彼ら三人にとって、忘れることのできない素晴らしい一日になったんじゃないかなと思う。そして、はてなの皆も、若くて元気のいい勢いのある3人から、いい刺激を受けたようで何よりでした。 創業者・近藤は「ねみんぐの高校生と面会」でこう書いている。 中学生の頃にネットで知り合って顔をあわせたのは今日が2回目だ、と言うのだが、もはや自分の子供の頃の感覚とかけ離れすぎていて感激と同時に恐ろしさも感じた。 ねみんぐの累積投稿数は現在4000件という

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    atkura 2008/02/22
  • 「しないことリスト」で考えてほしいこと - My Life Between Silicon Valley and Japan

    日経ビジネス・アソシエ2月19日号は、「できる人の「しないことリスト」」という特集だ。僕も常々「やめることを決める」大切さを主張しているので、興味を持って読んでみたのだが、非常に面白い発見をしたので、ここでご報告しておこう。 松大(マネックス・ビーンズCEO)と川裕子(早稲田大学教授)の「しないことリスト」を比べることで考えよう。 まず松の「しないことリスト」は、 (1) よく分からない人とはつき合わない。 (2) 苦手な人とは事しない。 (3) 中華料理べない。 (4) 風邪薬を飲まない。 (5) 大切なことを夜に判断しない。 (6) 悩みすぎない。 である。 では川の「しないことリスト」はどうか。 (1) 夜の宴席には出席しない。 (2) ショッピングで迷わない。 (3) 表裏を作らない。 (4) テレビは見ない。 である。 こういう特集を一生懸命読む人は、「しないこと」

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    atkura 2008/02/22
  • 二人の友人の本が同時に出ます。少しだけ僕も関わっています。 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    シアトルの中島聡(Life is beautiful)、シリコンバレーの海部美知(Tech Mom from Silicon Valley)。 在米の二人の友人が、同じ日(3月11日)にアスキー新書から出版されます(二人のサイトで紹介が出ています)。僕も含めて三人とも1960年生まれの同級生ですね(もちろん学生時代からの知り合いというわけではありませんが)。皆、けっこういい歳になってきました(笑)。 同級生だからというわけでもないのですが、中島さんの「おもてなしの経営学」には、先日シリコンバレーで二人で行った対談(かなり長くて読み応えがあります)が収録され、海部さんの「パラダイス鎖国」の巻末には「解説」文を書きました(あと「帯」に注目です。理由は書店で発見してください(笑))。 発売をどうぞお楽しみに。 おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書) 作者: 中島聡

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    atkura 2008/02/22
  • 前途ある高校生に書き送った言葉 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    フォーサイト誌1月号「シリコンバレーからの手紙」(137)に書いた「前途ある高校生に書き送った言葉」が、ネット上にアップされました。 ・・・・・・・ 帰宅すると、日の高校生からこんなメールが飛び込んできていた。 「僕は今高2なのですが、今迷っているのは、東大に行くか?それとも留学するか?ということです。東大に行くというのは僕の周りの大人の人たちの言う最善手です。でも大きなスパンで考えてみれば、東大よりも留学したほうが得られるものは大きいし、自分の視野もぐっと広がると思うのです。あと、どちらにせよ、自分がいけると思った時点で起業をしようと考えています。現時点ですでに実現したいサービスのアイデアがかなりの数あり、日々増え続ける一方です。東大に行くのか?留学するのか?それともすぐに働くのか?についていろいろと悩んでおります」 高校二年生のT君は、この文章に続けて、私の著書から影響を受けたと書い

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    atkura 2008/02/22
  • 近藤の帰国、そして、はてな本社の京都移転 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    近藤が帰国することになって、シリコンバレーも寂しくなる。 でも、このたびの大きな決心をした近藤に僕が言ったのは、 「格好悪いけど正しい判断ができるのは、えらいことだよ」 ということだった。 以前も書いたように、近藤はこの地で当に一生懸命生きた。しかもとてもユニークなやり方で。それを目の当たりにしていた僕も大いに刺激を受けた。むろんまだ彼はその成果を成功に結びつけることができていない。でも何かをつかんだのだろうと僕は信じる。そしてそのあらわれの第一歩が「自ら陣頭指揮して京都でものづくりに専心する」という彼の決心だ。 志は、大きければ大きいほど、そう簡単には実現できない。いちばん大切なことは、志を高く持ち続けて、粘り強く、いつまでもやり続けることだ。ドグマや理念に殉じて無謀な勝負に大きく賭けるのではなく、少しでも成功の可能性の高い方向を求めて、たゆまぬ現実的な試行錯誤を続けることだ。はてな

    近藤の帰国、そして、はてな本社の京都移転 - My Life Between Silicon Valley and Japan
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    atkura 2008/02/22
  • 「ウェブ時代 5つの定理」制作秘話と感想 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    2月27日刊行の新著「ウェブ時代 5つの定理」の文藝春秋・特設サイトができました。トップページに、2分ほどの短い音声メッセージを用意しましたので、是非聞いてみてください。 ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 29人 クリック: 4,720回この商品を含むブログ (422件) を見る このは面白い仕事の仕方で作ったなので、そのプロセスをきちんと言葉にしておこうということで、制作秘話というページが用意されました。担当編集者の山浩貴さんと編集ライターの阿部久美子さんの文章が掲載されています。まずは山さんの文章から。 その第一段階、ビジョナリーたちの名言の選定と大まかな構成作業を、なんとすべてウェブ上で――「はてな」のワークスペースで行うと、梅田さんは指示して

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    atkura 2008/02/22
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 司馬遼太郎「歴史のなかの邂逅」全四巻

    司馬遼太郎作品はすべて僕の書架にある。いずれ時間ができれば「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「街道をゆく」「項羽と劉邦」「花神」「菜の花の沖」あたりを手はじめに、ただひたすら再読しながら過ごしたいと思う。 この「歴史のなかの邂逅」は「歴史上の人物の魅力を発掘したエッセイ188篇。時代順に集大成」として最近編まれたもの。膨大な司馬作品へのインデックス機能にもなっている。作品の「あとがき」や、出版直後に自著について書いたり語ったりしたものが収録されているところが、とてもいい。 「歴史のなかの邂逅」第四巻冒頭に、「坂の上の雲」の単行全六巻についた「あとがき」が並べられている(ちなみに文庫版は全八巻で、八巻の巻末に六篇の「あとがき」がまとめて収録されている)。 先日書いたブログに関連する司馬自身の文章があったので、ここに引用しておく。 この作品は、執筆期間が四年と三ヶ月かかった。書き終え

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 司馬遼太郎「歴史のなかの邂逅」全四巻
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    atkura 2007/09/28
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「羽生」(保坂和志著、光文社知恵の森文庫)

    このが届いたらすぐに読み、その感想文を「黙殺された名著がここに蘇った」と始めようと思っていた。そうしたら「文庫版のためのまえがき」冒頭で著者保坂和志が、 実際、九七年に出版されたときにも、一般の新聞雑誌ではいろいろ取り上げてもらったが、将棋界では一部の棋士の大絶賛を除いて黙殺に近かった。 と書いているではないか。 「黙殺」という激しい言葉は、あまりよく使う言葉ではないと思うのだが、著者も、一読者である僕も、このから想起した言葉が「黙殺」だったとは・・・・・ このは名著である。しかし出版後、当に話題にならなかった。このが提示した視点がさまざまな議論によって広がっていくようなことはいっさい起きなかった。保坂は続けてその理由を、 おそらく、「将棋が弱いド素人が書いたなどまともに読むに値しない。そんなやつに将棋の何がわかるか」と思われたのであろう。 思うにこの将棋界から黙殺された一

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 「羽生」(保坂和志著、光文社知恵の森文庫)
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 海外に住んでも母国語中心に生きること

    シリコンバレーに移って約一年という若い友人と話をしていて、ウェブ進化とグローバリゼーションの結果、海外に住んでいても「情報についてはネット」「材などのリアルな物についてはグローバル物流」のこの十年の異常なまでの発展によって、「海外に住む」ことの敷居がおそろしく低くなっていることを感じた。海外にいても、望めば一日のうちのかなりの時間を母国語で過ごしながら生きていくことが容易になったのだ。これは日に住むアメリカ人、インドに住むフランス人・・・皆、同じではないかと思う。 たとえば、mixi上のベイエリアのコミュニティの中には5,000人近い人がいる。育児コミュニティもあったりして、日語で助け合いながら育児をやっている。グルメ好きな日人たちが集まり、こちらで美味いと評判の店を貸切にしてしまうようなこともけっこうあるという。 僕が初めて一年間サンフランシスコに住んだのは1991年から92年の

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  • フューチャリスト宣言や茂木さんのことやはてなのことなどを酔っ払いながら書いてみる - My Life Between Silicon Valley and Japan

    なんとなく気が向いたので、酔っ払いながら、思ったことを思ったままに書いてみる。 今日は久しぶりに、茂木健一郎さんのブログから、講演等の音声の最近の分をまとめていろいろダウンロードして、聞くとはなしに聞こえてきた話に耳を傾けていた。 「フューチャリスト宣言」の感想で、いやに僕と茂木さんがシンクロしていて云々というのが多いんだが、僕自身も彼と対談するまでは、対談がこんなふうにシンクロするとはまったく思っていなかったのだ。だって、彼は僕とは正反対の人間だと思っていたし、今も思っているからだ。むしろ意見が大きく対立したように見えた「ウェブ人間論」の対談相手・平野啓一郎さんのほうが、人間としては同じ部類に入るのではないかという気がしている。 茂木さんが芸大でやっている授業で、自分が隠したいと思う秘密を頭に浮かべて、その秘密をその中に隠す文章を書きましょう(意味が通じているかな)、という実験をやってい

    フューチャリスト宣言や茂木さんのことやはてなのことなどを酔っ払いながら書いてみる - My Life Between Silicon Valley and Japan
    atkura
    atkura 2007/07/04
    後で茂木氏のサイトからmp3ファイル落とそう
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - サバイバルという言葉が嫌いなら使わないで話そうか

    Rich Chen(ex-GoogleHatena Inc.取締役)と「はてなの経営」について話をしていると、彼の「グローバルな発想」からいつも新鮮な刺激を受け、学ぶことが大きい。それは彼がアメリカ人だからではなく「英語圏のネット世界」に「住むように暮らしてきた」からである。日人と日語圏とネット上の日語圏ってほとんど一致しているから、ネットを日常的に使うことで「世界」とか「グローバル」を実感するってことはほとんどないと思うけど、「英語圏のネット」って当に「世界」「グローバル」への広がりを実感できる。 「はてなが仮にスケールアップできるようになったとき、エンジニアをこれからどこで採用したらいいのか」という議論でも、Richは「リトアニアかハンガリーがいいんじゃん」とか、いきなり自然体で言う。しっかりした教育を受けた優秀でやる気のある若者たちが世界中でどんどん量産され(だって皆、寸暇

    My Life Between Silicon Valley and Japan - サバイバルという言葉が嫌いなら使わないで話そうか
  • 吉田秀和「小林秀雄」(吉田秀和全集10所収) - My Life Between Silicon Valley and Japan

    音楽はどうにもこうにもからっきしダメなので、美術評論は読むのだが音楽評論だけは読まずに今日に至る。よって吉田秀和は絶対に読まないはずだったのだが、横浜逍遙亭がしばしばブログで盛んに勧めるので、音楽以外のエッセイや評論だけを全集から選んで三冊だけ買っておいた。 昨日ふと思い立って「小林秀雄」を読んで心動かされていたところ、これも偶然か必然かわからぬけれど、横浜逍遙亭の最新エントリーが「吉田秀和さんの番組を見る」だった。 実は吉田さんご自身は小林秀雄さんのことを書いた小さなエッセイの中で、『モォツアルト』をべた褒めしていたからだ。うろ覚えだが、戦後、『モォツアルト』を最初に読んだときには大きな啓示だったと書いていらしたように思うし、ある知人が『モォツアルト』を馬鹿にするのを聞いて、その時に反論しなかったばかりにその後しばらく人嫌いに陥ったとまで書いていたはず。 ところが、昨日のインタビューで吉

    吉田秀和「小林秀雄」(吉田秀和全集10所収) - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 今年は本が出ます。「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」(梅田望夫著 ちくま新書)

    四年半ぶりにを書きました(2月7日発売)。新書は初めてです。 256ページと分量的には単行のボリュームがありますが、777円(体740円)と安いのが新書のいいところ。できるだけ多くの人に読んでほしいと思っています。アマゾン、紀伊国屋等のネット書店では予約受付中です。 ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見る去年の後半、欄の更新がほとんどできなかった時期がありましたが、そのときにしていた仕事はこのを書くことでした。ここ数年考えてきたことをまとめようという試みなので、書くべき構成要素(都度発表してきた文章、思考の断片)には事欠きませんでしたが、一冊のへと構造化するには、ほぼ書き下ろしに近い丹念な

    atkura
    atkura 2006/01/12
    書くべき構成要素(都度発表してきた文章、思考の断片)には事欠きませんでしたが、一冊の本へと構造化するには、ほぼ書き下ろしに近い丹念な執筆作業を、かなり長期にわたって集中して続けなければなりませんでした。
  • ドラッカー「私の履歴書」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    日経 2/1/05 第一回 仕事以外では、毎年新しいテーマを見つけ、三カ月間かけて集中的に勉強している。昨年は明王朝時代の中国美術に取り組んだ。(略) このほか、三年ごとのプロジェクトも立てている。数年前に終えたのは、シェークスピアの全集をゆっくりと注意深くすべて読み直すこと。シェークスピアの次はバルザックの代表作「人間喜劇」シリーズに取り組んだ。

    ドラッカー「私の履歴書」 - My Life Between Silicon Valley and Japan
    atkura
    atkura 2006/01/01
    3ヵ月毎、3年毎にテーマを定めて集中的に取り組む
  • 高速道路論への反応 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    CNET Japan連載に書いた高速道路論には厖大な量の反応があった。反応の一部を引用する。 http://www.toyship.org/?itemid=114 今の時代は情報の量も質もスピードも膨大だから、ある程度までは成長するのが早いっていうお話です。(略) なんか、これってすごく感覚的にはわかる。 他人に与えられたものってやっぱり「与えられたモノ」なんですよね。 そのモノをもし自分で獲得した場合には、目的のモノ+無駄な努力がかかるわけでしょ? モノが他人から与えられた場合とか、Googleから与えられた場合にはその無駄な努力がかからないわけだけれど、その分、無駄な努力から得られたかもしれない何かが失われちゃうわけですね。(略) こーいうのって、子供を持ったり、後輩の指導をしていると迷うところで、ここで教えるべきか、それとももう少し放っておいたほうがいいのか……というところで、最近は

    高速道路論への反応 - My Life Between Silicon Valley and Japan
    atkura
    atkura 2006/01/01
    高速道路論への反応たくさん