警視庁渋谷署が、築地市場(東京都中央区)で働く運送会社員ら7人を、覚せい剤取締法違反(所持、譲渡など)や大麻取締法違反(所持、譲渡)の容疑で逮捕していたことがわかった。 仲間同士、市場内で覚せい剤や大麻をやり取りしたこともあったという。 同署幹部によると、逮捕されたのは、築地市場内で魚を運搬する運送会社の社員や元社員、アルバイトのほか、市場関係者が利用する市場近くのガソリンスタンド従業員ら20〜40歳代の男7人。逮捕は今年1〜6月で、7人のうち6人はすでに起訴されている。 7人は今年1〜6月、都内の自宅などで覚せい剤や大麻を所持したり、譲り渡したりするなどしたとされる。7人のうち数人は同署の調べに、市場内でも覚せい剤を使用していたことも認めているという。また、「覚せい剤を使うと、深夜や早朝の作業の疲れが取れた」などと供述しているという。 同署は、7人のうちの一部が入手した覚せい剤や