「子供向けのプログラミング教育については特に、職業訓練ではないのだからプログラミングスキルを身につけることを目的にしてはいけない。課題解決力を身につけることを目的にするべきだ。」 上記のようなことは、子供向けプログラミング教育を義務教育化するなかで、すごく言われていることです。 確かに、若い人が「目的」に据えるのはできれば応用の効く抽象的なスキルであるほうがよいでしょう。 だが、教育する側として現場にいると、そんなことで子供は付いてくるだろうかという感覚になります。 例え話に引きずられすぎるのはよくないとしても、考える角度を変えるには良いでしょうから、英語教育に例えて考えてみます。 プログラミングに関する冒頭の文は英語教育に置き換えると以下のようになるかと思います。 「子供向けに英語教育を行う目的は、職業訓練ではないのだから会話スキルを身につけることを目的にしてはいけない。国際感覚を身につ