テキストメッセージによる脅迫や、ズーム会議にズボンを履かずに参加することなど、遠隔勤務の普及により、職場でのハラスメントが形を変えたことを示す事例は多い。 仕事で人と接する女性からは、マスクの着用により職場での扱われ方が変化したという声も上がっている。世界はここ1年でさまざまな変化を遂げており、セクシュアルハラスメントも変化したと考えるのが当然だろう。 遠隔勤務でのセクハラ 昨年10月には、米誌ニューヨーカーのライターで米CNNテレビの政治アナリストだったジェフリー・トゥービンが、ズーム会議中に「意図せず」性器を露出したことで停職処分となった。同僚によればトゥービンは会議中に自慰行為を始めたとされ、本人は謝罪声明で自分がカメラには映っていないと思っていたと釈明した。 在宅勤務の気楽さにより、こうした社会人らしからぬ行動が助長されていると考える人もいる。他の例からは、よりさりげない形でのセク
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