映画『明日へ』が描く、実話を元にしたストライキ 従業員は会社の部品でしかなかった 大量解雇に抗議した女性達の闘い かつて正社員になれれば永久就職、定年までいられるはずだったけど、最近は安心していられません。リストラの危機にさらされた経験があるアラサー女子もいるかもしれません。 お隣の国、韓国は世界でも雇用が不安定で勤続期間も短く、加えて女性の非正規採用が多く問題になっています。2007年「非正規職保護法」が施行される前に、この法案を快く思わない大財閥「イーランドグループ」は、傘下のスーパー「ホームエバー」の女性従業員を大量解雇。女性従業員たちが会社に対して反旗を翻し、ストライキを決行しました。韓国映画『明日へ』は、その実話をベースにした作品です。 彼女たちが、自分たちの雇い主である会社と闘うことを選んだ理由とは。この映画を通して紐解いていきましょう。 過酷業務に耐えてきた女性たちの怒り 女
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