キングカズこと、三浦知良選手の日経新聞のコラムをいつも楽しみに読んでいます。 今日のコラムには、こんな一節がありました。 アスファルトでサッカーをすれば、地面は硬い。だから危ない。でも子どもは適応力があって、硬ければどうするか、そこで生き抜く手段を見いだしていく。 「転んだら痛い」と察し、自分で自分の身を守るすべを覚える。そんなブラジルのストリートサッカーが、昔より裕福になったら減ってきたと聞く。だからいいFWが育たなくなったと指摘する声もある。豊かさの皮肉というか、日本でも中高生年代の代表の関係者がぼやいていた。中東へ遠征するといつものプレーが全くできなくなるらしい。普段、へんてこにバウンドしない芝で慣れているから。 カズ曰く、「最高のピッチも劣悪なピッチも、いろいろ経験していることが有利になる」。 これはスポーツ選手だけではなく、ビジネスマンも同じだな、と。 環境や空間が変わるだけで、