産業のロボット化(独 Roboterisierung)とデジタイズ(独 Digitalisierung)で西暦2020年までに約200万人の新しい仕事が創造される一方、700万人が職を失う。増減を差し引くと500万人が仕事を失うという結論が「世界経済フォーラム」の調査結果で明らかになった。オーストリア日刊紙プレッセが18日、経済面で一面を使って報じている。 ▲無限の宇宙(NASA提供) この予測は350の世界的企業のトップ・マネージャーへのインタビューを通じてまとめられたという。「第4産業革命」は500万人の職場が無くなるというショッキングな予測となったわけだ。 工業製品の生産分野ではロボットの導入で労働者が減少する傾向は既にみられるが、管理、事務職も遅かれ早かれリストラの運命に直面するかもしれない。 人間に激しい労働を強いる工業生産分野でロボットが代わって働いてくれることは朗報だが、将来