今朝の西日本新聞の一面は、医療専門職に対する院内暴力について。 院内暴力は、患者の権利意識の向上などを背景に、ここ数年、目立ってきているとされる。実態を把握するために、日本医師会は7月末、各都道府県医師会に過去10年の相談事例を初めて照会。これを受け、佐賀県医師会が8月初旬、公立・民間の病院や有床診療所など県内の689機関に調査文書を送付した。 調査結果の報告の中では「混乱状態の患者からけられた」「顔を殴られ、メガネを壊された」など身体的暴力のほか、「『治療ミスだ』と因縁をつけられ、金銭を要求された」という恐喝、窓ガラスを割られる器物損壊などの実態があったとされる。 また看護師が受けた被害で最多は「男性患者から尻を触られた」などのセクハラ行為。病院側に訴え出たケースが50件近くに上り、ストーカー行為の報告もあった。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nati