メルカリは5月21日、同社が利用しているコードカバレッジツール(ソースコードが自動でテストされた割合を計測するツール)「Codecov」が不正アクセスを受け、顧客情報や加盟店情報など合計2万7889件が流出したと発表した。流出した情報の悪用は確認しておらず、サービス運営への影響はないという。 流出したのは、2013年8月5日から14年1月20日までにフリマアプリ「メルカリ」の売上金を振り込んだユーザーの口座の銀行コード、支店コード、口座番号、口座名義人、振込金額(1万7085件)、15年から18年の間にカスタマーサービスを受け付けたユーザーの氏名、住所、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容(217件)、13年5月に実施したイベントに参加した人の氏名、年齢、性別、メールアドレス(6件)など。 キャッシュレス決済サービス「メルペイ」の加盟店情報(7925件)、メルカリとメルペイの取引先情報