日本初のゼロエミッション船「HAMARIA」はトヨタ製の燃料電池を搭載。とにかく静かで「これぞ未来!!」というほど衝撃の乗り味なのだ。自動車の世界において燃料電池はまだまだ普及しているとはいえないが、船の世界はかなり様子が違うのだ。そのワケとは!? 文・写真:国沢光宏 総トン数20トン以上の商用船では日本初となるゼロエミッション船『HAMARIA』に試乗してきた。トヨタ製の燃料電池6セット(トータル653馬力)と、150kgの水素タンクを搭載。450kWhのリチウムイオン電池と組み合わせることで70km程度のゼロエミッション航行が出来るという。試乗時は短い時間ながらゼロミッション航行を行い、驚くほど静かなクルーズを披露した。 船と言えばゴンゴンというエンジン音がするものと考えている私からすれば、音も立てずに航行するヨットのようで感動すらしてしまった。これぞ未来の船というイメージ。 2050
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