エレクトリック・アコースティック・ギターの中音域が出ています。コーラスのエフェクトをかけているようですね。コロンカランとしたキャラクターの乾いた音色です。彼独特の粘性ある歌と竹を割ったようなさばけたギターのリズムストローク。貫禄があります。弾き語り仙人と敬称したい。平静に熱量を蓄え、エンディングでリタルダンドしドーンと質量のある最後のワンストローク、Ho! と一声。響きました。 動画タイトルに1992年、武道館、SPARKLING BLUEとあります。1992年3月18日福岡国際センター以降、全国11ヶ所・16公演おこなったツアー名です。 曲について 井上陽水の2枚目のオリジナル・アルバム、『陽水II センチメンタル』に収録されています。1969年に『カンドレ・マンドレ』(CBSソニー)でデビューしたときの芸名、アンドレ・カンドレから井上陽水に1972年のシングル『人生が二度あれば』で改名
![東へ西へ 井上陽水 仄暗いチアリング](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/55c2cc0de703f637ceafa94f630bdab230144c20/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi0.wp.com%2Fbandshijin.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F04%2Fimg_1072.jpg%3Ffit%3D750%252C563%26ssl%3D1)