2017年3月22日のブックマーク (5件)

  • 手話言語条例・法について

    手話言語条例というものがある。 知らない人も多いかもしれないが、日の30以上の地方自治体で成立している。先日大阪市でも成立した。 (https://www.jfd.or.jp/sgh/joreimap) ここまで多くの地方自治体がこういった条例を作っているのなら、国が手話言語法を制定してしまえばいいじゃないかと思う方もいるかもしれないが、国がやってくれないのである。 一部の聴覚障害者や関係者が制定運動をしているのだけれど、なかなか実現しない。 仕方ないので、地方から国を動かしたろということで2013年に鳥取県が制定したのである。それから全国に手話言語条例が乱立し、世はまさに手話言語条例戦国時代!状態になったのである。 そんな手話言語条例・法について書いてみる。 とりあえず手話言語条例がどのようなものかを理解したければ、実際に条文をよんでみるのが一番だと思う。原典アタック。 最近はいろんな

    手話言語条例・法について
  • なぜ沖縄の若者たちは、地元と暴力から抜け出せないのか?/打越正行氏インタビュー - SYNODOS

    沖縄の下層の若者たちは、剥き出しの暴力に支配された地元や職場からなぜ抜け出せないのか? それは生活様式や「文化」の問題ではなく、産業構造や経済の問題だと語る打越正行氏に話を伺った。(聞き手・構成/芹沢一也) ――打越さんの研究について教えてください。 私は、若者文化、なかでも暴走族、ヤンキーの若者の文化について研究しています。そうした若者たちと活動をともにし参与観察をしたり、彼らに生活史インタビューを行ってきました。 暴走族のバイク倉庫に通い、建築現場で一緒に汗を流しながら、彼らの生活と仕事について調べるんですね。そのなかで、彼らが建築業や風俗経営業、違法な就労などといった、厳しい生活や仕事になぜ就くようになるのか、つまり沖縄の下層若者の就労をめぐる再生産過程に関心を持ちました。 沖縄には「ゆいまーる」という、相互に友好的に助け合う「つながり」があるといわれます。ところが、調査を進めていく

    なぜ沖縄の若者たちは、地元と暴力から抜け出せないのか?/打越正行氏インタビュー - SYNODOS
  • ヌタウナギを食べない意味がわからない

    常々言っていることだが、べ物の見た目というのは確かに味わいの一部であるとは思うが、かといって見た目が原因でべられないというのは大変勿体無いことだ。 それは見た目さえ誤魔化されていれば毒物や品でないものでさえ騙されて口にして気付かないことにも繋がる。 まぁ、そこまではなくとも、普段べているものの原材料をどれだけ正確に想像できるだろうか。その姿を知った途端にべられなくなる人もいるが、それってどうなの? それらの例とはまた違って、別の要素を理由に浸透しない印象があるものもある。 「中国韓国ってマジなんでもうよな」 なんてのもそのひとつじゃないかと思う。だいたいそういう声って口にする気もないものに対して発せられることが多い印象。 国による文化の違いはべもせず受け入れられない人も多いが、品アレルギーや特殊な材に対する消化酵素を持っていない等々の理由でもなければ、べる気もなく貶

    ヌタウナギを食べない意味がわからない
    barringtonia
    barringtonia 2017/03/22
    ヌタウナギの粘液は、腺から分泌される粘液の素が海水と混ざって生成されるので、任意の液体(記事ではミルクティー)に分泌液を1滴混ぜるとたちまちゲル化するそう。
  • #11 ヌキジャーの古民家・新盛家の修復(1) | 008 イリオモテ、知恵の痕跡 横塚眞己人 Makoto Yokotsuka | 日本列島 知恵プロジェクト

    オヒルギ (Bruguiera gymnorrhiza): ヒルギ科。マングローブ樹種のひとつ。マングローブとは植物そのものの名前ではなく、真水と海水の混ざり合う汽水域に生育する植物の総称。世界にはマングローブ植物は100種類ほど知られているが、日では7種類が見られ、そのすべてが西表島に生育している。 まずは、どの材料よりも先に集めておく必要があったのは、垂木に使うオヒルギだった。それは、切った材を2〜3ヶ月の間、海に沈めておくことが必要で、そうすることで材がより堅くなり虫もつきにくくなるのだという。オヒルギは海の潮の影響をもろに受ける汽水域に生えるマングローブ植物なので、塩水に対して耐性があるのだろう。 そういえば、私が西表島に住んでいた頃、地元の人から雌の鶏をいただいたことがあって、その鶏小屋をどのように作ろうか悩んでいたときに、地元の人がそれならいい材があるといって、とってきてくれ

    #11 ヌキジャーの古民家・新盛家の修復(1) | 008 イリオモテ、知恵の痕跡 横塚眞己人 Makoto Yokotsuka | 日本列島 知恵プロジェクト
  • #03 馬の山仕事、馬搬 -岩手県遠野市- | 011 にっぽん、馬紀行 高草操 Misao Takakusa | 日本列島 知恵プロジェクト

    かつて農家の大切な働き手として里山の風景になくてはならない存在だった「在来馬」。 ドサンコ、木曽馬、野間馬をはじめ、その系譜を受け継ぐ稀少な馬たちの姿を列島各地に追った。 「馬搬(ばはん)」、それは馬と人が山から木材を運ぶ作業のことです。かつては日全国で見られた伝統技術ですが、機械化が進んだ上に切り出してきた木の値段が下がったため、馬搬の技術を継承する「馬方(うまかた)さん」がどんどん少なくなりました。けれども遠野には今も現役で馬搬をする馬方さんが3人いるのです。菊池盛治(きくち・もりじ)さん(75歳)と見方芳勝(みかた・よしかつ)さん(69歳)そして、大先輩の2人に弟子入りして馬搬技術継承に力を尽くす岩間敬(いわま・たかし)さん(33歳)です。 私が馬搬の存在を知ったのは今から約10年前、遠野に通い始めて間もなくの頃でした。山林が多い遠野では「地駄引き(じだびき)」とも呼ばれ、秋から春

    #03 馬の山仕事、馬搬 -岩手県遠野市- | 011 にっぽん、馬紀行 高草操 Misao Takakusa | 日本列島 知恵プロジェクト