2020年12月7日のブックマーク (3件)

  • 受け継がれていくSF――『2010年代海外SF傑作選』まもなく発売!(選者・橋本輝幸)|Hayakawa Books & Magazines(β)

    2010年代に発表された海外SF短篇を選りすぐった日オリジナル・アンソロジー『2010年代海外SF傑作選』発売(12/17・木)までもう少し! 『2000年代海外SF傑作選』同様、作の編者を務めた橋輝幸氏による、収録作品見どころガイドを掲載いたします! 『2010年代海外SF傑作選』まもなく発売! 橋 輝幸(SF書評家) 2020年12月17日発売予定のアンソロジー『2010年代海外SF傑作選』の内容をちらりとお見せします。90年代にデビューしたピーター・ワッツ、チャイナ・ミエヴィル、テッド・チャンを除けば、おおむね1970年代後半から1980年代前半に生まれた、私にとっては同世代の作家が収録されています。 1. 「火炎病」ピーター・トライアス/中原尚哉訳★初訳 2. 「乾坤と亜力」郝 景芳/立原透耶訳★初訳 3. 「ロボットとカラスがイーストセントルイスを救った話」アナリー・ニュ

    受け継がれていくSF――『2010年代海外SF傑作選』まもなく発売!(選者・橋本輝幸)|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • EP 7 RESHEP | OBSOLETE

    2021 年。エグゾフレームの市場流通や利用を制限するザンクトガレン協定に反対する国際的な流れが生まれる。その筆頭とも言えるアザニア共和国の軍事パレードに世界が注目する。内線から奇跡的な経済復興を成功させ、新生アフリカ連合の実質的な指導者と言われるアザニア共和国大統領ライラ・レシャップは、エグゾの積極的利用を推し進めている。先進国への技術依存から脱却し、南北格差を解消する技術的独立論を体現するアザニア陸軍エグゾ師団がパレードに登場する。その機体は謎の部隊アウトキャスト・ブリゲードのものに酷似していた。身分を偽り、世界の戦場を調査していた海兵隊隊員、ボウマン、ミヤジマ、レブナーは集めた情報をもとに、何者かがエグゾの戦場での運用を拡大させている何者がいると結論。すべての黒幕体は、レシャップなのか……? 公式ウェブサイト:project-obsolete.com 公式ツイッター:https:/

    EP 7 RESHEP | OBSOLETE
    barringtonia
    barringtonia 2020/12/07
    1年ぶりなのにシーズン2じゃなくてシーズン1 EP7なんだ
  • 翻訳:ピーター・ワッツ「ゼロズ」 - 忘れないために書きます

    ゼロズ 著:ピーター・ワッツ 訳:呉衣悠介 (訳文の見直し中です) 最終更新日:2021年5月6日(「死者の世界」周りに手を入れました) Peter Watts の中編小説 ZeroS (2017) の日語全訳。 原文は CC BY-NC-SA(表示 - 非営利 - 継承 )2.5の下に提供されており、翻訳はライセンスを継承している。 なお、作品のCCについてはピーター・ワッツのホームページに記載がある。 アサンテは叫びながら死に向かう。地獄はエコー・チェンバーで、叫び声と海水と金属がぶつかりあう音にあふれている。隔壁に沿って怪しげな影が動き、緑色の光の網目があらゆる表面に蠢いている。サヒリートたちは、輝くラグーンにいる生き物のように、船の 開口部 ( ムーンプール ) から浮かび上がってくる、と同時に発砲する。暗い霧の中、ラシダの胴体が爆発して、上半身がデッキの上にくずれ落ちる。キト

    翻訳:ピーター・ワッツ「ゼロズ」 - 忘れないために書きます