メープルシロップというと何をイメージするだろう? 寒い地域で作られるもの、しかもカナダなどの外国産……。そんな印象が強かったが実は長浜でも作れるというのだ。 ぜひ作ってみたい!と意気込み、原料の樹液を採集するイベントに申し込んだ。 今回はそんな長浜産メープルシロップの採取体験レポートを送ろうと思う。 主催は、ながはま森林マッチングセンター。森林をはじめ、山で暮らすための情報を発信しながら、山とひとをつなぎ、定住や仕事づくりを支援する機関だ。 市販の輸入メープルシロップは、カエデの中でもサトウカエデという種類から作られているようだが、日本には自生しない。ただ、長浜には同じ甘い樹液が採れるイタヤカエデとウリハダカエデが自生している。イタヤカエデは、余呉の伝統工芸品「小原かご」の原料でもあり、暮らしに結びついていると親近感を覚えた。 山を歩く準備をして早速採集現場に向う。案内人は、ながはま森林マ