2021年8月3日のブックマーク (2件)

  • コロナ危機が浮き彫りにした日本の統治構造とその弱点【竹中治堅】【手塚洋輔】

    『公研』2021年7月号「対話」 首相の権限は強くない? 手塚 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が始まってから、1年半以上が経過しました。今まさに東京オリンピック・パラリンピックが開幕しようとしていますが、予断を許さない状況が続いています。ワクチン接種も始まり改善が見られていますが、収束に向かうかどうかは未だにわからないのが現状です。コロナ対応は進行の最中にあるわけですが、今日はこの間を通じて見えてきた日の統治スタイルや行政のあり方について考えてみたいと思います。 竹中さんは、昨年『コロナ危機の政治』を出版されました。ここでは新型コロナが蔓延した第一波の時期を中心に、政府の対応について一早くまとめられていますが、この時の問題意識はどういうものだったのでしょうか? 竹中 東日大震災と福島の原子力発電所の事故は、今回と同様にたいへんな危機でしたが、あの時は一市民として右往左往するばかり

    コロナ危機が浮き彫りにした日本の統治構造とその弱点【竹中治堅】【手塚洋輔】
  • HeLa細胞採取の黒人女性遺族、製薬大手提訴へ フロイドさん事件弁護士と

    ケニアのナイロビでポリオワクチンの接種を受ける子ども(2021年7月19日撮影、資料写真)。(c)SIMON MAINA / AFP 【7月30日 AFP】医学史上数々の画期的発見に貢献してきた「HeLa(ヒーラ)細胞」が無断で採取された、故ヘンリエッタ・ラックス(Henrietta Lacks)さんの遺族が29日、一連の発見から利益を得た大手製薬企業を訴える意向を発表した。 5児の母だった黒人女性のラックスさんは1951年、メリーランド州ボルティモア(Baltimore)のジョンズ・ホプキンス病院(Johns Hopkins Hospital)で子宮頸(けい)がんのため31歳で亡くなった。 ラックスさんの治療の際、人の知らないうちに腫瘍から採取された細胞が研究者に送られ、遺族も知らないまま何十年も使用されていた。 孫のアルフレッド・カーター(Alfred Carter)さんは、「あまり

    HeLa細胞採取の黒人女性遺族、製薬大手提訴へ フロイドさん事件弁護士と