2023年1月29日のブックマーク (3件)

  • 雑誌掲載のみのSF短編紹介まとめ(随時更新)

    くじらい🐳 Hisashi Kujirai @hanfpen ゴッホの数々の奇行や作品の裏に隠された真実を描く芸術SF。〈苦痛の王〉周りの描写や、色彩しか感じられなくなったゴッホ視点での世界の見え方の描き方がすさまじい。 くじらい🐳 Hisashi Kujirai @hanfpen マイクル・ビショップ「ジョージア州クズ・ヴァレー、ユキオ・ミシマ文化協会」(SFM1990/4)読んだ。 テキサス州の片田舎で、突如三島由紀夫大ブームが巻き起こる。街には半裸のミシマポスターが溢れ、子供たちはケンドーに励み、大人たちはセップクの儀に臨む。 pic.twitter.com/KSgwNW3MWx

    雑誌掲載のみのSF短編紹介まとめ(随時更新)
  • モラベックのパラドックス - Wikipedia

    モラベックのパラドックス(Moravec's paradox)とは人工知能 (AI) やロボット工学の研究者らが発見したパラドックスで、伝統的な前提に反して「高度な推論よりも感覚運動スキルの方が多くの計算資源を要する」というものである。 1980年代にハンス・モラベック、ロドニー・ブルックス、マービン・ミンスキーが明確化した。モラベックは「コンピュータに知能テストを受けさせたりチェッカーをプレイさせたりするよりも、1歳児レベルの知覚と運動のスキルを与える方が遥かに難しいか、あるいは不可能である」と記している[1]。 言語学者で認知心理学者のスティーブン・ピンカーは、これがAI研究者らの最大の発見だとしている。彼は著書『言語を生み出す能』の中で次のように記している。 35年に及ぶAI研究で判明したのは、難しい問題が容易で容易な問題が難しいということである。我々が当然なものとみなしている4歳

  • 『Citizen Sleeper』ひとことで言えば「生活感のあるSF」、『In Other Waters』の作者による待望の新作

    主人公の記憶と感覚はかれの存在をデジタル化した企業のものであり、また実感としても、自我にうまく結びつかない。おそらくは、人工のボディの機能が不全であるからだ。茫漠としてつかみどころのない記憶のなかで、自分のボディを貨物用フレイターのなかに押し込んだことだけは覚えている。名作『Disco Elysium』の冒頭は漆黒の闇だったが、こちらは明滅する意識の白。擬体化された人間が体験する、自意識にたいする不信が語られたあと、突如として彼は「発掘」される――「アーリンの瞳」たる環状コロニーのブルーワーカー、船体修理工の手によって。 「目覚めて最初に気づいたのは切断。考えてから感じるまでの遅延。やりたいと欲してやるまでの。わずかで、ほとんど感知できないほどだが、しかし常にある。」――書き出し、筆者拙訳 彼は船体修理工に仕事をもらい、仮の住まいのコンテナを貸りたあと、かれにとってまったくの新天地である「

    『Citizen Sleeper』ひとことで言えば「生活感のあるSF」、『In Other Waters』の作者による待望の新作
    barringtonia
    barringtonia 2023/01/29
    “全体としては、光線銃が瞬き、宇宙船が轟沈する派手なSFというよりも、サミュエル・R・ディレイニーやジョン・ヴァーリィの作品のような、「特殊な環境でのふつうの生活」をテーマ”