ブックマーク / www.natureasia.com (6)

  • 言語学:トランスユーラシア語族のルーツは農業にあった | Nature | Nature Portfolio

    トランスユーラシア語族(日語、韓国語、ツングース語、モンゴル語、チュルク語からなる)は、約9000年前の中国に起源があり、その普及は農業によって促進された可能性があることを明らかにした論文が、Nature に掲載される。今回の研究は、東ユーラシア言語史における重要な時期について解明を進める上で役立つ。 トランスユーラシア語族は、東は日韓国、シベリアから西はトルコに至るユーラシア大陸全域に広範に分布しているが、この語族の起源と普及については、人口の分散、農業の拡大、言語の分散のそれぞれが議論を複雑化させ、激しい論争になっている。 今回、Martine Robbeetsたちは、3つの研究分野(歴史言語学、古代DNA研究、考古学)を結集して、トランスユーラシア語族の言語が約9000年前の中国北東部の遼河流域の初期のキビ農家まで辿れることを明らかにした。その後、農民たちが北東アジア全体に移動

    言語学:トランスユーラシア語族のルーツは農業にあった | Nature | Nature Portfolio
    barringtonia
    barringtonia 2021/11/13
    そもそもチュルク語や韓国語と同語族という説が近年どのくらい支持されてるのか、というところから詳しい人に説明してもらわないと素人がどう受け止めていいのかよくわからないな。
  • 科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Fortranからプレプリントアーカイブまで、プログラミングとプラットフォームの進歩は、生物学、気候科学、物理学を新たな高みへと導いた。 2019年、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)のチームは、ブラックホールの実際の姿を初めて世界に見せてくれた。彼らが発表したリング状に輝く天体の画像は、従来の写真とは違い、計算によって得られたものだ。具体的には、米国、メキシコ、チリ、スペイン、南極点の電波望遠鏡が捉えたデータを数学的に変換することによって得られたのだ1。研究チームは、その知見を記載する論文とともに、ブラックホールの撮影に用いたプログラミングコードも公開した。科学コミュニティーが自分たちのやり方を確認し、それを足場にできるようにするためである。 このようなパターンは、ますます一般的になりつつある。天文学から動物学まで、現代のあらゆる偉大な科学的発見の背後にはコンピューターがある。

    科学を変えた10のコンピューターコード | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • 正常ヒト細胞株WI-38の光と影 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    1962年、Leonard Hayflickは中絶胎児から1つの細胞株を樹立した。 この細胞株は「WI-38」と名付けられ、その後50年以上にわたって研究用正常ヒト細胞の重要な供給源となってきた。 と同時に、さまざまな論争の原因にもなってきた。 1982年に撮影された、WI-38細胞をチェックしているLeonard Hayflick。彼が中絶胎児の肺から作り出したこの細胞株は、多くのワクチン製造に使われ、それらは現在も世界中で多くの人の命を救うために貢献している。 COURTESY OF LEONARD HAYFLICK 1962年、スウェーデンのある病院で、1人の女性が合法的に人工妊娠中絶を受けた。その女性は妊娠4か月だったが、もう子どもは欲しくなかった。胎児は女の子で、緑色の滅菌布に包まれた体長20cmの遺体は、ストックホルム北西にあるカロリンスカ研究所に送られた。そこで摘出された左右

    正常ヒト細胞株WI-38の光と影 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • TOOLBOX: 科学者とソーシャルネットワーク | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    近頃、研究者向けの巨大なソーシャルネットワークが急速に拡大している。ほんの数年前には想像できなかったような活況の理由を探るため、Natureはアンケート調査を実施した。 Credit: VERTIGO3D/ISTOCK/GETTY IMAGES PLUS/GETTY 2011年、Emmanuel Nnaemeka Nnadiは、薬剤耐性を持つ真菌病原体の塩基配列決定を手伝ってくれる人を必要としていた。ナイジェリアで微生物学を学ぶ博士課程の学生だった彼には、配列決定に必要な専門知識も機器もなかった。そこで彼は、研究者のための無料ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ResearchGate」のサイトを訪問し、メールを何通か出した。やがて、イタリアの遺伝学者Orazio Romeoから返事が届き、国際共同研究が始まった。この3年間、2人の科学者はアフリカにおける真菌感染症の研究をし

    TOOLBOX: 科学者とソーシャルネットワーク | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • TOOLBOX: 科学者のためのメッセージングアプリ活用法 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Credit: ILLUSTRATION BY THE PROJECT TWINS マサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学が共同で運営するブロード研究所(米国ケンブリッジ)に所属する遺伝学者のDaniel MacArthurが研究室に着いて最初にするのは、ビジネス用メッセージングアプリ「Slack」を立ち上げることだ。彼はSlackで、研究室の23人の科学者がさまざまなチャンネルに投稿した数百件のメッセージやファイルにざっと目を通す。プロジェクトの進捗状況の報告もあれば、助けを求めるメッセージもある。2014年4月以来、彼の研究室のメンバーはSlackに40万件以上のメッセージを投稿しているので、1日当たり500通近く投稿している計算になる。Slackの導入により、MacArthurの研究室が論文やプロジェクトについてやりとりする際に用いていた方法の多くが不要になった。その代表

    TOOLBOX: 科学者のためのメッセージングアプリ活用法 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
    barringtonia
    barringtonia 2018/04/19
    うちのラボでも最近導入されたけれど、いまのところ、メーリングリストよりはかなり快適。
  • Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio

    Nature Ecology & Evolution 生態学と進化の研究コミュニティーのためのNature 関連誌として、オンライン限定ジャーナルNature Ecology & Evolution を2017年1月に創刊しました。 Nature Ecology & Evolution は、生態学および進化生物学の全領域に目を向け、分子、生物個体、集団、群集および生態系のレベルでの研究に加えて、社会科学の関連領域も対象とします。Nature Ecology & Evolution は、生物の多様性のあらゆる側面に関心のある全ての研究者と政策立案者がともに、この分野の最も優れた重要な進歩について知り、また、関連する時事問題を議論するための場を提供します。オンライン限定の月刊ジャーナルではありますが、Nature Ecology & Evolution の対象範囲は広く、掲載論文はきわめて幅広

    barringtonia
    barringtonia 2016/06/16
    来年1月創刊。商業主義の観点から賛否あるだろうけれど、社会科学の関連領域まで対象、とあるので生態系サービス関連論文投稿先の本命になりそう。
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