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  • 4億年前の謎の脊椎動物の正体解明

    理化学研究所(理研)開拓研究部倉谷形態進化研究室の平沢達矢客員研究員(東京大学大学院理学系研究科准教授)、倉谷滋主任研究員(生命機能科学研究センター形態進化研究チームチームリーダー)らの国際共同研究グループは、シンクロトロン放射光X線マイクロCT(SRXμCT)[1]を用いて、中期デボン紀(約4億年前)の脊椎動物パレオスポンディルス(Palaeospondylus gunni)[2]の化石の頭骨の形態を精密観察し、この動物が陸上脊椎動物の祖先と近縁であったことを発見しました。 研究成果は、魚類から陸上脊椎動物への移行段階[3]に、従来知られていなかった奇妙な形態パターンを持つ動物が存在したことを示しており、ヒトを含む陸上脊椎動物の初期進化過程の全貌解明に貢献すると期待できます。 今回、国際共同研究グループは、頭骨が完全に保存されたパレオスポンディルスの化石を特定し、大型放射光施設「SP

    4億年前の謎の脊椎動物の正体解明
  • 新種のサクラ | 理化学研究所

    理研仁科加速器科学研究センター イオン育種研究開発室の阿部 知子 室長らが開発した新種のサクラを紹介します!JFC石井農場と共同開発による成果です。 理研の加速器「リングサイクロトロン」から発生する重イオンビームを照射して突然変異を誘発させてつくり出しました。 新品種の作り方(重イオンビームによる変異誘発技術) 緑がかった花を咲かせる桜「御衣黄(ぎょいこう)」(写真右)に重イオンビームを照射して突然変異を誘発させてつくり出したもので、淡黄色の花を咲かせます。その花は、黄色ピンクのふちに明黄緑色の筋が入り、咲き始める頃には淡黄緑白色で、終わりの頃に淡黄ピンクが広がり、美しい色の変化が見られます。通常、開花時期は4月中旬頃で、約2週間と長期間にわたり花が楽しめます。花の形は半八重で、4~5センチ程度の大きさをしており、元親の御衣黄と違った新品種となりました。 「仁科」は理研の加速器の父・仁科芳

    barringtonia
    barringtonia 2015/03/13
    “理研の加速器「リングサイクロトロン」から発生する重イオンビームを照射して”開発した新種の桜3種。
  • 理研ブランドの清酒「仁科誉」 | 理化学研究所

    理研仁科加速器研究センター 生物照射チーム(阿部知子チームリーダー)は、加速器「リングサイクロトロン」で加速した重イオンビームによる変異誘発技術を用いて、これまでに連続開花性に富む花持ちの良い「バーベナ」、優雅な濃いピンク色の新色「ペチュニア」、白と紫がかったピンク色の新色「トレニア」、さらには淡い黄色のサクラ「仁科蔵王」、四季咲きのサクラ「仁科乙女」など、次々と品種改良、新品種を開発してきました。 そして2010年、阿部チームリーダーらは埼玉県産業技術総合センターと共同で、重イオンビームによる変異誘発技術を用いて吟醸酒用の新しい酵母の開発に成功しました。2011年には、この酵母を使ってつくられた日酒が、埼玉県内3カ所の酒蔵からそれぞれ、「純米大吟醸」「純米吟醸」「吟醸生」として販売が開始されました。 これらのお酒は、各酒蔵の協力により理研のプライベートブランド「仁科誉(にしなほまれ)

    barringtonia
    barringtonia 2015/03/13
    “埼玉県産業技術総合センターと共同で、重イオンビームによる変異誘発技術を用いて吟醸酒用の新しい酵母の開発に成功しました”
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