知られざる開園当初の姿を探して日本発の前衛建築運動メタボリズムのメンバー(メタボリスト)を中心に彫刻家のイサム・ノグチも参画し、1965年に開園した子供のための遊び場「こどもの国」(横浜市青葉区)。前編では、国立近現代建築資料館で開催中の収蔵品展「『こどもの国』のデザインー自然・未来・メタボリズム建築」(8月28日まで)を紹介し、知られざる開園当初の姿をたどった。後編では、黒川紀章らメタボリストが若き日に施設設計に取り組んだこどもの国の現場レポートをお届けしよう。 ▶メタボリストたちのブルーピリオド~「こどもの国」ってなんだ?【前編:国立近現代建築資料館収蔵品展レポート】はこちら。菊竹清訓、黒川紀章、イサム・ノグチらが設計した休憩所や児童遊園の図面や写真を紹介。