ブックマーク / www.webchikuma.jp (3)

  • 黄金の「地理学」|ちくま新書|藤原 辰史|webちくま

    『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』(湯澤規子著)について、藤原辰史さんに書評を書いていただきました。PR誌「ちくま」に掲載されたもののロングバージョンです。こののいろんな側面がうかびあがってきますので、ぜひご覧くださいませ。 1 と対比して、の変形にすぎぬ排泄に関わる研究は、それほど分厚くはないだろう、と思っていた。ところが書を読み、まず驚いたのは、排泄にまつわる参考文献の豊かさ、そして質の高さである。引用されるの一部を紹介しよう。三好春樹『ウンコ・シッコの介護学』、スーエレン・ホイ『清潔文化の誕生』、藤島茂『トイレット部長』、三俣延子「産業革命期イングランドにおけるナイトソイルの環境経済史」、林望『古今黄金譚』、姫田隼多『名古屋の屎尿市営』、斉藤たま『落し紙以前』、ロナルド・H・ブルーマー『拭く』、渡辺善次郎『都市と農村の間』など、なんとも魅力的なタイトルのに溢れている

    黄金の「地理学」|ちくま新書|藤原 辰史|webちくま
  • 国語教科書を編む|教科書で読む名作シリーズ刊行記念対談|安藤 宏,紅野 謙介|webちくま(1/8)

    ◆教科書編集会議の雰囲気 ──まず最初に、一般的にはあまり知られていないであろう「国語教科書はどのように作られているか」を現場の雰囲気などとともにお話いただければと思います。 安藤先生・紅野先生は、いつ頃から編集委員をされていましたでしょうか。 紅野 僕がはじめて教科書の編集に参加したのは、二十八、九年ぐらい前だと思います。 各委員が採用したい教材を持ち寄って議論するんですが、当時は教材提案者が全部その場で朗読していました。四~五編朗読が続いた後に議論です。これはなかなか手間だなと思ったのを記憶しています(笑)。 安藤 僕が参加したのは、それから三年後ぐらい、二十五年ぐらい前だと思います。その頃から音読はなくなっていましたね。 一番びっくりしたのは、ワーッとたくさんの人がいて、みんなでワイワイガヤガヤやって作るのかと思ったら、そうじゃなかった。現代文の教科書なんかは四人で作っていた。これは

    国語教科書を編む|教科書で読む名作シリーズ刊行記念対談|安藤 宏,紅野 謙介|webちくま(1/8)
    barringtonia
    barringtonia 2017/09/11
    そんなに制約だらけの文学教育なら、言語運用重視になるのもやむなしでは、と思ってしまった。/高校の教科書の後ろの方に コルタサルの「占拠された屋敷」が載ってたけどあれインセストタブーの話じゃないのかな。
  • 『ハーン・ザ・ラストハンター アメリカン・オタク小説集』刊行記念ブラッドレー・ボンド・インタビュー 前篇|ハーン・ザ・ラストハンター刊行記念ブラッドレー・ボンド・インタビュー|ブラッドレー・ボンド|webちくま

    2016年9月。筑摩書房のI氏は、『ハーン・ザ・ラストハンター:アメリカン・オタク小説集』の編者であるブラッドレー・ボンド氏に対して、初コンタクトを取る機会を得た。I氏は英語がさほど流暢ではないので、翻訳チーム(兌 有 & 杉 ライカ)の助けを借りながら、ニンジャのように謎めいたボンド氏へのSkypeインタビューを敢行したのである。 『ハーン・ザ・ラストハンター』序文からの引用: 長きにわたりニンジャ小説を執筆している中で、私はしばしば「そのイマジネーションの源泉はどこにあるのか?」といった質問を受けます。言わずもがな、それは日の様々なカルチャーやエンタテイメント作品……映画小説漫画ゲーム音楽など……とにかく日の全てです。サムライ、ニンジャ、ヤクザ、ゲイシャ、カラテ、スシ、ゼン……それらは何歳になっても、また世界情勢がどれほど変わっても、私の心をワクワクさせ続けてくれるのです

    『ハーン・ザ・ラストハンター アメリカン・オタク小説集』刊行記念ブラッドレー・ボンド・インタビュー 前篇|ハーン・ザ・ラストハンター刊行記念ブラッドレー・ボンド・インタビュー|ブラッドレー・ボンド|webちくま
    barringtonia
    barringtonia 2016/10/25
    こう展開するのかぁ。いつもながら隙がない。
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