【ロンドン共同】怪獣ネッシーが生息するとの伝説がある英北部スコットランドのネス湖で、国際的な研究チームが来月「幻の生物」の存在を示すDNA残留物の探査に乗り出す。ロイター通信などが23日伝えた。 生物は水中で動く際に皮膚やうろこ、排せつ物などのDNAを残すとされる。研究チームは300ほどの湖水のサンプルを採取してDNAを抽出、既存生物の膨大な遺伝子情報のデータベースと照合し、正体不明の生物が存在するか否かの特定につなげたい考え。 ネッシーにはさまざまな目撃情報があり、衛星や音波探知機、ドローンを使った捜索活動が展開されたが、正体は判明していない。