ダニー・レーガンさん。米オハイオ州の治療センターで23日撮影(2019年 ロイター/Maddie McGarvey) 「自分のゲーム機をもつとすぐに恋に落ちてしまったような感じになった」と、現在16歳で米オハイオ州シンシナティの高校に通うレーガンさんは言う。「何もかもシャットアウトして、ただリラックスできるのが気に入った」 レーガンさんは、米国で通常見られる10代のネットユーザーとは異なっていた。精神科医によると、米国人の最大8%がネット中毒にかかっており、中毒者は世界中でますます増えている。中毒になると、ネットの使用をコントロールできなくなったり、その影響を気にしなくなったりするという。 「われわれ皆が軽い中毒にかかっている。われわれの行動を見れば、それは明らかだろう」と、精神科医のキンバリー・ヤング医師は指摘。同医師は1995年にインターネット依存センターを設立して以来、同分野の研究を