吉岡里帆。 ぼくが、この女優さんを知ったのは「カルテット」というテレビドラマで準主役の悪女を演じていたときだ。顔は笑っているのに、目は笑っていない女性を演じた。 脚本の坂元裕二は、ドラマで吉岡里帆の演じた「アリス」を重要なキャラとして位置づけている。その分、吉岡への注文は多かったという。 この役を得て、本格的なブレイクを果たす。 つまりは、ぼくのイチオシの女優さんと言うことで・・・・・。 「見えない目撃者」は元ネタは2014年の韓国の「ブラインド」という映画。2016年には中・韓合作で「見えない目撃者」としてリメイクしている。 そして今回の日本版「見えない目撃者」ということになる。 警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ (吉岡里帆)。 そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、 弟の死を乗り越えることができずに3年経った今も失意の中にいた。 そんな