■“おすそわけ”精神から生まれた会社「シェアするココロ」 —まず、「シェアするココロ」という株式会社で取り組んでいることを教えてください。 引きこもりやニートなどの若者とその家族に対しての情報提供のため、「Hamatorium Café/ハマトリアム・カフェ」という若者の雇用と自立を応援するウェブサイトを、横浜市こども青少年局からの委託事業として運営しています。 また、公立高校の就職希望生徒に対するキャリアガイダンスや講演を通じて、進路未決定で学校を卒業することのリスクの高さを教えています。学校の先生を対象としたセミナー事業も始めたところです。 —ユニークな会社名ですが、どんな意味が込められているんですか? 「シェアするココロ」とは、自分たちのスキルやノウハウを社会に“おすそわけ”したいという気持ちと、課題意識を共有することで支援者同士がつながっていこうよ、という意味が込められてるんです。
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