「ラストワンマイル」というのは、社会資本の整備などで、最後のネックとなる部分。 昔、NTTが光ファイバー網の整備とかで、 「主要道路までは光ファイバー引いたが、最後の各戸引き込み部分が、どうしても整備できない」と嘆いてた、アレである。 一般の商業広告は、情報強者~情報凡人に届ければ用が足りる。 しかし、社会啓蒙は、いわゆる「情報弱者」に届けなきゃならない。 情報弱者は、情報を受け取る資力に乏しい(例:新聞を取るカネがない)し、 情報を理解する能力に乏しい(例:新聞に書いてあることがわからない)し、 情報を取得しようと言う意欲もない(例:新聞を読もうとも思わない、新聞嫌い)。 ひどい場合には、情報を否定しようとする(例」「新聞に書いてあることは陰謀だ」) ということで、情報弱者を啓蒙する活動は、まさに「ラストワンマイル」である。 先日、「消えた年金対策費、3,000億円が余った」というニュー