「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※本記事は、「Chikirinの日記」において、2008年3月30日と3月31日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 「不況で学生の就職活動が厳しい」というニュースはよく聞きますが、それでも健康な20代の日本人であれば、本人の不満や将来への不安は別として、今日明日食べていくことはできるでしょう。 しかし、身体的、精神的に重度の障害がある場合はそれさえ困難です。視覚や聴覚の障害があったり、歩行障害で車いすに乗っていたりすると、アルバイトを見つけるだけでも極めて難しいでしょう。そうした人が独立して食べていくことは、障害者年金など福祉の支援を得た上でも容易ではあ
![貧困問題を深刻化させる、“私的セーフティネット”の危機](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/28a713e11fd6c2fe69de4048919abc3329773ac8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmakoto%2Farticles%2F1003%2F01%2Fah_kousya.jpg)