【400年の時を経て】 地震によって崩れ、境内に落ちた石垣のひとつに観音様が刻まれていました。お顔の穏やかさが何と無くうかがえます。凡そ400年前、当時の石工さんが願いを込めて石垣に納められたのか…当時の状況はわかりませんが、永い時を経て現… 熊本城内 加藤神社さんの投稿 2016年5月10日 熊本城内 加藤神社のFacebookでは「当時の状況はわかりませんが、永い時を経て現われたこの観音様に想いを馳せると胸を揺さぶられます」と綴り、この内容を公開しました。 熊本城調査研究センターによると、この観音菩薩は、戦国時代に彫られたものなのだとか。先祖の供養のために石碑に彫り込まれ、熊本城建設の際に使われたのではないかとのことです。 約400年の時を経て、また新たに日の光を浴びた観音菩薩。昔の人たちの思いが現代にまざまざとよみがえり、崇高な気持ちにさせられます。 ●400年の時を越え、人の心を慰