イタモジホコリ(学名: Physarum rigidum)は、変形菌の1種でモジホコリ科に属する。円盤状の子実体を細い柄の上につける。 特徴[ソースを編集] 子実体は柄があって単子嚢体型(子実体が個々に独立している型)で群生して生じる[1]。子実体は高さ2 mmまで。子嚢はレンズ状の形をしているが、その上面はしばしば中央がくぼんでへそ状となっている。表面の色は黄色からくすんだだいだい色だが、時に金色や銀色を呈する。柄は上の方ではだいだい色から黄色だが基部ではより暗色になっている。子嚢内部の構造としては、軸柱はなく、連結糸は長くてあまり分枝しない。石灰節は長くてくさび形からさお型をしており、黄色からだいだい色をしている。胞子は反射光の元では暗褐色に見え、表面には細かい棘が一面にあって、直径は10-12 µm。 変形体は黄色をしている。条件が悪くなると固まって菌核を形成するが、飼育下で形成され
![イタモジホコリ - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8b197df25d4c6b8fc887389d01071925fc329a38/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fa%2Fa2%2FPhysarum_rigidum_itamojihkr05.jpg)