外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 武田邦彦が6月の初めに「生物多様性のウソ」という本を出しました。読んでみた結論から言うと、池田清彦以下の質で参考にできる部分は皆無です。論拠を示さない発言が多くまともに取り合う価値もないし、買う必要もありません。これを読んでどうしても気になったら立ち読みで済ませましょう。 とはいえ、どこがおかしいのかよくわからない人、違和感はあるけれど言葉にできない人、実際にこの理屈でからまれてきた場合の対処法がほしい人はいると思います。 ここでは、そういった人をターゲットに武田邦彦の事実認識、論理のおかしいところを指摘していきます。 それでははじめていきましょう。 P12 「東京23区の自然は破壊されているかと?」と聞かれて「自然は豊かに残っています」と答える人はいないでしょう。皇居を除
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