――『アイスクリームが溶けてしまう前に』という絵本は、宇野さんとしては、どのように捉えていますか? 「素晴らしい本だと思いました。ただ、きっと十何年か経った時に『パパが作った本だよ』って自分の息子たちに見せるような、プライベートな動機に基づいているんじゃないかと思わせる本でもあった。 シングルとしてもリリースされた『フクロウの声が聞こえる』にも顕著ですが、2016年の『魔法的』ツアーで初披露した曲の多くも、子どもとの関係性が新しい大きなテーマとなっている。 子どもができたことはものすごく彼にとって大きいことで、そのことによって表現をアウトプットする力が強くなって、加速してるのは間違いないと思います」 ――『ひふみよ』『東京の街が奏でる』は、かつて発表した曲が中心のコンサートでしたけれど、『魔法的』以降は新曲を創作するモチベーションが彼を動かしている。そこはかなり大きな違いですよね。 加えて
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