インド・チェンナイで、新型コロナウイルスワクチンの接種に向けた予行演習に参加した医療従事者(2021年1月2日撮影)。(c)Arun SANKAR / AFP 【1月3日 AFP】インドの医薬品規制当局は3日、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)と英オックスフォード大学(University of Oxford)が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンと、地元のワクチン生産会社「バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)」が開発したワクチンの、合わせて2種類の緊急使用を許可したと発表した。数日以内にワクチンの接種が開始される見込み。 人口13億人のインドでは2日、世界最大規模となる新型コロナのワクチン接種を前に、全国でワクチン接種の予行演習が実施された。 インドの新型コロナの感染者数は1020万人以上で、米国に次ぎ世界で2番目に多い。政府は、今年半ばまでに3億人