武田薬品工業は2022年3月期の研究開発費が最大5500億円になる見通しだ。21年3月期予想比で1000億円増やし、同社として過去最高規模を見込む。現在の利益を支える主力薬が今後数年で特許切れになるのを控え、睡眠障害を改善する治療薬などで最終段階の臨床試験(治験)を進めるためだ。新薬の創出へ、開発投資を最大化して臨む。「今後成長をもたらす新薬候補へ投資を続け、30年の売上高5兆円を達成したい」
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