有名な心霊スポットというと山奥の廃墟やトンネルなどを想像する人が多いだろうが、実は“ガチでヤバい”エリアは意外と身近に存在している。特に東京都心では区画整理や都市開発で、一見、普通の町並みに見えるが、多くの霊が漂う心霊スポットが少なからず存在する。 東京都墨田区にある横網町公園は、東京でも多数の死者が出た場所として、歴史にその名を残している。1657年に発生した『明暦の大火』は、発生から3日間で江戸の大半を焼いたという大火事だが、その焼死者10万8000人を葬った回向院が近くにあり、関東大震災や東京大空襲の犠牲者が数十万人も眠る場所でもある。 普段は公園を散歩する人たちも数多く、一見しただけではどこにでもある公園のようだが、霊感の強い人が訪れると、頭痛や寒気だけではなく耳鳴りなどの症状が出るという。特に日が落ちたあとは昼間の喧騒とはうらはらに、一気に寒々しい雰囲気が漂い、ただならぬ様子を醸