東日本大震災からまもなく8年となるのを前にNHKが岩手・宮城・福島の被災者にアンケートを行ったところ、7割余りの人が、小学校や中学校の防災教育で当時の津波の写真や映像を見せたほうがいいと回答しました。震災の発生後しばらくは、被害を思い起こす映像を見せない配慮が広がりましたが、今の小学生の中には震災後に生まれた児童もいて、防災教育への意識の変化がうかがえます。 この中で、小学校や中学校の防災教育で当時の津波の写真や映像を見せることについて尋ねたところ、「したほうがいい」が35.8%、「どちらかと言えばしたほうがいい」が36.5%で合わせて72.3%に上りました。 一方、「しないほうがいい」が4.3%、「どちらかと言えばしないほうがいい」が11.3%で、合わせて15.6%でした。 また、子どもたちを「震災遺構」に連れて行くことについては、「したほうがいい」が26.1%、「どちらかと言えばしたほ
津波警報が発令され、人々は一斉に高台に向かって避難を開始。たまたま当地に滞在していたミズノマリンの水野茂社長も、いつ津波が来るかもしれないという恐怖の中、現地の人々とともに高台を目指しました。東日本大震災の記憶も蘇り、「いま津波が来れば、自分も含め、ここにいる人々はみな助からない」と大混乱の中で思いました。「でも、もしここに救命艇シェルターがあれば、どんなに安心だろう」 もともと救命ボートの検査と整備が専門の水野社長は、痛切にそう感じたそうです。 そして、津波による被害の低減を目指し、救命艇シェルターの開発を決意。種々工夫を重ね、2013年に25人乗り全閉型第1号艇、2016年に同第2号艇を開発しました。Gデザイン賞も獲得しています。ただ価格が800万~900万円と高く、なかなか普及に至らないのが悩みの種です。 わが社は「船のお医者さん」 ミズノマリンは、創業約30年。大阪府豊中市に本社を
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