【ウワサの現場】大量の鳩、暑さで倒れる従業員…「ミキハウス」や「ワコール」子会社がミャンマーに委託した劣悪工場の実態 雨が降ると浸水し、食堂には大量の鳩が入って衛生状態は最悪、暑さで従業員は倒れた…。「ミキハウス」や「ワコール」などブランドの関連会社が、ミャンマーに委託した工場の劣悪な実態が明らかになった。調査団体は「氷山の一角に過ぎない」としており、日本の企業が責任を持つよう訴えている。(社会部 天野健作) (※2月9日にアップされた記事を再掲載しています) 最低賃金ぎりぎり 調査したのは国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」。2016年8月から、ミャンマーの現地NGOと共同で、労働者へのインタビュー調査も含めて結果を公表した。 ミャンマーにあるのは、子供服ブランド「ミキハウス」のグループ会社「ミキハウストレード」と、下着などの製造販売を行う「ワコール」の子会社「ルシアン」が委託する工