先月はアノテーションを処理するためのクラスや,処理に使用する補助的なクラスなどを紹介しました。 アノテーションを処理するにはjavax.annotation.processing.Processorインタフェースを使用し,プログラムの要素はjavax.lang.elementパッケージおよびjavax.lang.typeパッケージで定義されたインタフェース群を使用することはわかりました。しかし,実際にアノテーションを処理しろといわれても,どうやってやればいいのか途方に暮れてしまうのではないでしょうか。 そこで,今月はサンプルを使用しながら,実際にアノテーションを処理していくことにします。 今週は,特定のクラスからインタフェースを作成するアノテーションプロセッサを作っていきます。 サンプルのソース (こちらからダウンロードできます) Abstraction.java AbstractionM