タグ

パリッコとDPZ水曜に関するboliviaのブックマーク (42)

  • 価格設定も営業時間もどうかしてる酒場「大塚大酒場」

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:網戸そうじが快感に変わる「網戸お掃除ローラー」 あの店、すごかったんじゃないか? 先日、「大塚駅付近でどうしても午前中から酒を飲まなければいけない」という状況が発生しました。 一般的な感覚からすると「一体どういう状況なんだ」って話だとは思うんですが、僕の人生にはそういうこと、わりとよくあるんです。こういうとき、ちょっと渋めで、いい酒が揃っていて……なんていう贅沢は言ってられませんよね。ただただ飲めれば御の字。すると運良く見つかったのが、24時間営業の「大塚大酒場」という店だったんです。 お店の場所は、 再開発ですっかり様変わりした北口の 駅の目の前 そういう経緯だったのでその日は、あ〜この時間に飲める店があって良かった、という気持ちが先

    価格設定も営業時間もどうかしてる酒場「大塚大酒場」
  • 練リーヴルスト選手権 :: デイリーポータルZ

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:みかん、桃、いちご、ビール!変わり種梅干しべ比べ カリーヴルストとの出会い カリーヴルストとは大ざっぱに言うと、ドイツ名物の、焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をまぶしただけの屋台料理。パンかフライドポテトが添えられて出てくることが多いそう。 それを、さらにシンプルにおつまみ化したような料理が以前、好きな酒場の日替わりメニューにあって、なんとなく頼んでみたんです。そうしたら、こんなに簡単な組み合わせなのに、さすがドイツ名物。ビールにばっちり合う! その時のカリーヴルスト そこで、家でも真似してよく作るようになったんですが、冒頭のとおり、一度思いつきで魚肉ソーセージで作ってみたところ、これがなかなかのもんだったんですよ。 ところで、

    練リーヴルスト選手権 :: デイリーポータルZ
  • みかん、桃、いちご、ビール!変わり種梅干し食べ比べ

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:ご自由にお持ちくださいをご鑑賞ください 梅とくだものの美味しい出会い? 最近、梅干しが妙に好きで、毎日のようにべています。 といってもそんなにこだわりはなくて、スーパーでよく売ってる、ちょっと甘めの「はちみつ梅」みたいなやつでじゅうぶん。 ところがしばらく前、僕より前から梅干し好きのが好きでたまに買っている「紀州梅の里なかた」の「梅ぼし田舎漬」が家にあったのでひとつべてみたところ、あまりの美味しさに驚いてしまったんですよね。肉厚でべごたえがあって、かつおの旨味がほんのりと効いていて、それでいて味わいはシンプル。それはもう、「ひと粒のごちそう」って感じ。 そのきっかけでサイトを見てみたら、王道商品の他に、かなり斬新な商品を見つけて

    みかん、桃、いちご、ビール!変わり種梅干し食べ比べ
  • ない県のなにも起きない話がすごい好み~小説「神と黒蟹県」

    デイリーポータルZのライター、関係者が愛読しているを語ります。 今回はライターのパリッコさん。レコメンドは「神と黒蟹県」(文藝春秋) 聞き手はスズキナオ、石川です。 ではパリッコさん、お願いします。 パリッコ: 僕はどちらかというとエッセイ派なので、小説あんまり読まないんです。でも屋さんでタイトルに惹かれて、パラパラっとめくってみたら、気になってしょうがなくなっちゃって。 読んでみたら、ここ最近でいちばん印象に残ったになりました。 スズキナオ: フィクションなんですね。 パリッコ: そうです。オムニバス小説で、黒蟹県っていう架空の県が舞台なんですね。 ちょっと話それるんですけど、僕は吉田戦車さんっていう漫画家さんの、ぷりぷり県っていうマンガがめちゃくちゃ好きなんですよね。 スズキナオ: 僕も好きです。 石川: 僕も全巻持ってます! パリッコ: 架空の県の知らない風習とか文化とかが、

    ない県のなにも起きない話がすごい好み~小説「神と黒蟹県」
  • ご自由にお持ちくださいをご鑑賞ください

    ところで数年前、ある印象的な出会いがありました。 街を歩いていると、遠目に「ご自由に〜」であろうダンボールを発見。わくわくしながら近づいてみたところ、なんとその中身、箱いっぱいの松ぼっくりだったんですよね。 なんだかメルヘン そうか、こういうパターンもあるのかと。大げさでなく、自分の小さな価値観がひっくり返るくらいの衝撃を受けまして、写真を撮ったんです。で、はっきりと、それ以来。それまでは見つければチェックするだけだったご自由にを、写真に撮って記録するようになりまして。 カメラロールを見返してみると、ずいぶんと写真がたまっている。一度整理してずら〜っと眺めてみると、なにか発見があるかもしれない。発見がなくても、楽しいことには違いないだろう。 そこで今回は、そんな僕のご自由にコレクションを、みなさんにも一緒にご鑑賞いただければというわけで。 ちなにみこういうのって、大量に見ているとやっぱり「

    ご自由にお持ちくださいをご鑑賞ください
  • ローソングルメに「ロォーソン」ちょい足しアレンジ集

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:発見! 自宅で気軽にアブラマシマシ、夢の「豚脂汁」 出会いの宝庫、中華材店 地元の駅前にいつの間にか、小さな中華材専門店ができていたんです。 おもしろそうだな、と入ってみて、店内の棚をくまなく眺めていると、興味深い商品を発見。 これなんですが ぜんぜん知らない材ではあるものの、かろうじて「ロォーソン」という日語が書いてあるので、商品名はそれなのでしょう。また、どんぶりメシ(?)の上にたっぷりとかけてあるように見える写真から、なにかおかず的なべものなのかな? という推測ができます。 ごはんのおとも的な? しかしながら、まだまだ実態はわからない。想像のみで5%くらいしかわからない。そこで当然、原材料表示などを見てみようとパッケージ

    ローソングルメに「ロォーソン」ちょい足しアレンジ集
  • 発見! 自宅で気軽にアブラマシマシ、夢の「豚脂汁」

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:ふりかけシーズニング大陸 発見に至る経緯 昨年末、スーパーでかなりお得だったこともあり、小型の低反発クッションくらいある豚ばら肉のブロックを買い、しばらくいろいろな料理を作って消費していたんです。 ところが最後のほうに残ったのがもう、ほぼぶ厚い脂身オンリーの部位になってしまったんですよね。角煮にしてもしつこすぎるだろうし、捨ててしまうのももったいないし……。 なんて考えていたら、ひとつ思い出したことがあります。それは、いわゆる「背脂チャッチャ」系のラーメン屋さんで、仕上げにどんぶりの上から網を使ってチャッチャッとふりかける、とろとろの背脂。あれの作りかたの記事を、以前ネットで見かけたなぁということ。それによれば、基的な作りかたは「ただ

    発見! 自宅で気軽にアブラマシマシ、夢の「豚脂汁」
  • ふりかけシーズニング大陸

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「カレーライス」よりも「カレー」と「ライス」のほうが美味しい可能性? 消費しきれない「のりたま」の導きにより 「ほりにし」「マキシマム」「黒瀬のスパイス」などに代表される、肉料理や魚料理など、なにに使っても美味しくなってしまうというシーズニングスパイス。アウトドアや料理が好きな人たちにとっては、すっかりおなじみになりましたよね。僕も、スーパーなどで見かけてふと気になり、使ってみては、うまーい! などと喜んだ経験があります。 しかしながら、コンセプトの似た商品も含めてかなり種類があるうえ、実際に試してみないとどんな味かわからない。さらに、ひとつひとつの商品がけっこういい値段だったりする。しかも、それぞれに多数のスパイス類を複雑に配合してい

    ふりかけシーズニング大陸
  • 韓国袋麺「チャパゲティ」の油そば風アレンジが、ひたすらうまい

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:ワントーンサラダのススメ 韓国の国民的袋麺 最近、スーパーのインスタントラーメンコーナーに、やたらと増えてませんか? 韓国産の袋麺やカップラーメンが。僕の観測範囲だけですかね? いや、そんなことはない気がする。 なかでも、先日、初めてべてみた「チャパゲティ」という袋麺が衝撃的な味わいで、すっかりハマってしまったんです。 「チャパゲティ」 こちら、オリーブオイルを使用した韓国風のジャージャン麺で、1984年の発売以後、ずっと韓国即席麺市場のトップ10に入るほどの国民的人気商品なんだそう。 作りかたは2通りで、麺とかやくを350mlのお湯でゆで、スープの素と調味油を絡める方法、もしくは、麺とかやくを500mlのお湯でゆでて大さじ3杯のお湯

    韓国袋麺「チャパゲティ」の油そば風アレンジが、ひたすらうまい
  • 削らず芯を足さず16km書ける金属鉛筆「メタシル」

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:アルコール入りソフトキャンディ「パリピ気分」 そんな魔法みたいな鉛筆があるの!? それは、一見鉛筆なんだけれどもメタリックなこんな商品。 「metacil(メタシル)」(税込み990円) なんだかちょっと変わった、かっこいい鉛筆だなと思って手にとってみると、パッケージに驚きの事実が書いてありました。あやふやな情報になってしまっても申し訳ないので、オフィシャルサイトからそのまま引用させてもらいますね。 なんでも、

    削らず芯を足さず16km書ける金属鉛筆「メタシル」
  • 七色ステーキ

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:塩分チャージ系タブレット&キャンディ、味オンリーレビュー だいすき! 牛肉特集 いつだってべたいものと言えば牛肉……。5人のライターが、いまあらためて向き合いました。5日連続でおおくりします。 7/24 豚を牛に置き換えて作る二郎風ラーメン「牛二郎」は予想以上にうまかった(玉置標) 7/25 牛肉どまん中をできた瞬間にべたい (江ノ島茂道) 7/26 七色ステーキ(パリッコ) 7/27 牛汁は、豚汁よりちょっとごちそう(べつやくれい) 7/28 焼肉で牛タンだけをべて満たされたい(月) そしてそして! 「デイリーポータルZをはげます会」では、2023年7月31日まで牛肉のプレセントキャンペーンを実施しています。えっ……急に……

    七色ステーキ
  • どんな味!? レトルトカレー「天下一品こってり咖喱」

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:チャレンジ!ノー包丁手ちぎりクッキング こってりラーメンカレーになった? ちなみに、天下一品のこってりラーメンは、 こういうやつ ですよね。どろっどろに濃厚なんだけど、野菜と鶏ガラがベースだから不思議としつこくなくて、クセになる味。僕も大好きです。あ〜、今すぐべたくなってきた。 それ味のレトルトカレー 現状、予測不能。 とりあえずごはんと一緒にお皿に盛ってみたいわけですが、パッケージではカレー皿でなく、ラーメンどんぶりによそってますね。より脳が混乱して楽しそうだ。僕もそれでいこう。 よいしょ わー、なんだこれ? もうなんか、なんとも言えない。とりあえず湯せんで温め、パッケージを開けた瞬間、ふわりとカレーっぽいスパイスの香りがしたのは

    どんな味!? レトルトカレー「天下一品こってり咖喱」
  • 紫陽花見酒

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:名前負けしてない冷凍ごはん専用容器「極」 やっと気がついた この世に無数にある花のなかで、自分は「アジサイ」がいちばん好きかもしれない。いや、かもしれないではなく、好きだ。ということに、44年間生きてきてやっと気がついた。 アジサイ そもそも僕は夏生まれで、夏が大好きだ。小学生時代から、夏が始まるわくわく感とアジサイの咲く風景は、セットで頭のなかに刷り込まれていた気がする。また、夏休みのしおりなどには、花火、虫とり、浮き輪などのモチーフとともに、必ずアジサイが描かれていた。今でもああいうイラストを見るたび、胸を締めつけられるようなノスタルジーを感じる。 アジサイを見るたび、少しきゅんとする そしてまた、僕はそんなノスタルジーが大好きなの

    紫陽花見酒
    bolivia
    bolivia 2023/06/07
    掲載された写真の大半は「花」じゃなくて「ガク」だよねー
  • 大好きな「はま寿司」で、まだ食べたことないメニューばかり頼んでみる

    それぞれ大阪と東京に住む、スズキナオとパリッコ。奇遇にも家の近所に、大手回転寿司チェーンの「はま寿司」があり、ふだんからよく利用している大好きな店だ。 ところがふたりで話していてふと気がついた。片方が定番で頼むネタを、もう片方が一度も頼んだことがなかったりする。つまり、無意識のうちに毎回、自分のなかの定番ばかりを選んでしまっている。その傾向が特に顕著なのが、回転寿司なのではないか? と。 そこで今回は、家の最寄りのはま寿司にふたりそれぞれ同時に訪れ、チャットで会話をしつつ、ふたりのどちらも頼んだことのないメニューだけをべてみようということになった。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:

    大好きな「はま寿司」で、まだ食べたことないメニューばかり頼んでみる
  • オール白和え定食

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:業務スーパーの「〇〇醤」9種べ比べ 初めての白和え作り 和の世界に、「白和え」っていう料理があるじゃないですか。ほうれん草の白和えとか。 その白和えを、ふだんから頻繁に作っているという方っています? そりゃまぁ、いるはいるでしょう。けど、そんなに多くはないんじゃないかな? どちらかと言うと、ちょっと小粋な和屋とか、旅館の料理のなかの1品として、小鉢で出てくるものっていうイメージがありません? ところが先日、わけあって白和えを、生まれて初めて作ってみたんですよ。そうしたら、簡単でものすごく美味しいんですよね! それもそのはずで、よく考えると白和えの「白」要素って、ずばり「豆腐」。豆腐大好きっ子の僕が嫌いなわけがない。 調べてみるとも

    オール白和え定食
  • 生タイプラーメンのゆで汁がコーンスープの味

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:柚子胡椒が柚子胡椒じゃないことに気づいたので真の柚子胡椒を作ってみた話 犯人はいたって明快 何年も前から気になっていたことがあったんです。 僕は、各種具材をこんぶなどのだしとお湯で煮るだけの「水炊き鍋」が好きで、昔からよく家で作ってはべていました。そのシメに、ごはんでもうどんでもなく、生タイプの中華麺を入れたときだけ、なぜか鍋の汁が最終的に「コーンスープ味」になるんですよ。 料理や化学に関する知識がなく、ずっとその理由はわからないでいました。ただ、毎回必ず、それをやったときにだけ、コーンスープの味は感じる。僕は長らく、その犯人は「白菜」だと、なんとなく思っていたんです。煮崩れてくたくたのとろとろになった白菜の芯。細胞壁すら壊れてしまっ

    生タイプラーメンのゆで汁がコーンスープの味
  • 無糖レモン缶チューハイ飲み比べ

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:ひたすらでかいキーボード「ChonkerKeys」が気持ちいい 無糖レモンチューハイの誕生〜現在まで 「氷結 無糖レモン」シリーズ まずは大前提から説明しておきますが、氷結の無糖レモンシリーズが誕生したのが2020年の10月。その時、写真の4%と7%の2種類が発売され、売り上げも絶好調。今年2022年の2月には、新たに9%バージョンもラインナップに加わりました。 さらに今年10月、同じく氷結無糖の、グレープフルーツバージョンも登場。シリーズの人気ぶりがよくわかりますね。 「氷結 無糖グレープフルーツ」。ちなみに9%もあるそう こちらは、個人的には無糖レモンのほうが好きでしたが、グレープフルーツが好きならこっちを選ぶべき、という味わいでし

    無糖レモン缶チューハイ飲み比べ
  • TVのリモコンを持って家の外に出ると違和感がすごい

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「しゃぶ葉」で気でカレーを作るとすごい 突然の違和感の衝撃 もう何年も前、家でTVのチャンネルを変えようとリモコンを操作していた時にちょうど来客があったとか、確かそういうタイミングで、リモコンを持ったままドアを開け、家の外に出たことがありました。 その瞬間、ゾワゾワっと全身に鳥肌が立つほどの違和感を感じたんですよね。 ふだんは絶対に家のなかでしか使うことのないものの代表格、TVのリモコン。それを一歩外に持ち出すだけで、こんなにも変な感じなんだと。その体験がけっこう強烈で、今も忘れられず。 そこでもしも今、超〜おヒマだったらでいいので、一度試してみてもらえません? ……いやいや、違うな。ここまでハードルを上げてしまうと構えてしまって、違

    TVのリモコンを持って家の外に出ると違和感がすごい
  • 「街の形見」浴場で使われていたタイルの一部を大切に保管する

    街の形見(パリッコ) 「無人島には持って行かない、大切にしまっておく自慢の品」というテーマを聞いて、真っ先に思い浮かんだのは、僕が仕事場で使っているテーブルでした。 これは、以前デイリーポータルZで取材し「ご近所の名店『龍正軒』50年の全歴史」という記事を書かせてもらった、龍正軒という店でかつて実際に使われていたもの。僕の住んでいる石神井公園にあった小さな町中華の名店で、残念ながら昨年末、閉店してしまいました。 僕が龍正軒と関われたのは、その50年にもおよぶ歴史の最後の最後、ほんのわずかな間だったのですが、不思議な縁でつながりができ、そして、「閉店後にお店に残ったものは、なんでも持ってっていいよ」とまで言ってもらいました。そういう場合は普通、お皿やグラスなどを1、2枚譲り受けるといったパターンが多いかと思うのですが、ご主人が「捨てるのにもお金がかかるから、当に好きなだけ持っていって」と言

    「街の形見」浴場で使われていたタイルの一部を大切に保管する
  • マッシュルームをおのれの握力で握り潰す快感

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:かた焼きそばのソースは中華風にかぎるのか? その材、なんだと思います? そもそも、どのくらい修行をすればできるようになるんですかね? 握力だけでりんごを握り潰すのって。 今ある仕事も生活もすべてほっぽりだして、片手の筋力アップだけに命をかけて、1年? 1年じゃ無理? 5年? もしかして、素養がないと一生かかってもできるようにならない? とりあえず、今生の自分には絶対無理ということだけはわかります。 だけど、味わってみたくないですか? あれ。グググググ……と片手に力を入れて、ある瞬間にグシャッ! と、りんごが潰れて果汁とともに飛び散るカタルシス。 そんな同志のみなさんに朗報! なんとあの快感を、あくまで「気分だけ」ではありますが、味わえ

    マッシュルームをおのれの握力で握り潰す快感