国会が閉会した。マスコミの報道を含めここまで腐っていたのはなかなかお目にかかれない。ニュースを通じて我々に伝えられる報道と言えば「加計学園」や「森友学園」の報道ばかりだ。しかもそこに汚職が絡んでいるのならまだしも、あたかも違法性があったかのように報道するメディアには首を傾げる。「共謀罪」に関してもそうだ。国会の前で反対していた人たちは民主党政権も同じ法案を成立させようとしていたことを知っているのだろうか? 「テロ等準備罪」という名の法案がいつの間にか「共謀罪」として広まっているのは何故だろう? フィリピンが現在ISと戦闘状態になっており、死者も300人以上出ていることをほとんど報道しないのはなぜだろう? 今回はすべての政治体制を痛烈に批判し、それを寓話的に記した名著「動物農場」を見てみることにする。 目次 ジョージ・オーウェルとディストピア小説 「動物農場」を読む オススメ度 ジョージ・オ
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