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「混沌が活力を生み、新しい価値を創る。そんな場を作り続けたい」 日経ビジネスには、「旗手たちのアリア」というコラムがある。ある人物の半生を徹底的に取材し、その考えや生き方を通して、物事の本質を紡ぎ出していくという、記者にはやりがいのある企画だ。そのコラムで、昨年、私は佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏を取り上げた。1カ月ほどの取材期間を通して、特に印象に残っているのが、冒頭の言葉だった。 佐賀県の西部に位置する武雄は、人口10万ほどの地方都市である。ごく一般的な、地方自治体に過ぎなかったのが、2005年の樋渡氏が市長に就任して以降、全国の注目を集めるユニークな政策を連発する活気ある自治体に変貌していく。 世間の耳目を集めた政策の数々は、記事をご覧いただければと思うが、重要施策の1つをここで紹介する。それは、ツイッターやフェイスブックのアカウントを武雄市職員に持たせることだ。市長公認の職員によるソー
革新的商品を次々に投入し、2月には時価総額が5000億ドルに達した米アップル。製品開発では、英国人のデザイン担当上級副社長、ジョナサン・アイブ氏の存在が大きい。故スティーブ・ジョブズ氏の絶大な信頼を得て活躍してきたが、問われるのは今後だ。 米アップルの「iPhone」や「iPad」に値段はついているが、本当の価値は製品自体にではなく、それらを通じて様々な情報にアクセスできることにある。 写真や友人の近況、様々なニュースなどすべてに、指を一振りするだけでたどり着ける。製品はこうしたことを念頭に置きデザインされている。スマートで動作は滑らかかつシンプル。このコンセプトによって、多様な使い方を可能にしているのだ。 「爵位」を与えられたデザイナー それはまさに、製品の設計者の人となりを表している。目立たず、自分が作った製品を持ち歩く人々の目に触れることもほぼない。だがアップルの厳重に警備されたデザ
2012年2月3日、“シリコンバレー流”のユーザー・インタフェース(UI)やユーザー体験(UX)、ブランドのデザインをテーマにしたトークセッションが、デジタルガレージ本社で行われた。 登壇したのは、米エバーノートでクリエイティブディレクターを務めるゲイブ・キャンポドニーコ氏(写真1)。米アップルでの勤務経験も持つ同氏は、この数年にわたるエバーノートのアイコンのデザインからブランド構築までの数々の経験談を語った。 同氏が講演で指摘したUIとUX、ブランド構築のポイントは、以下の9点にまとめられる。 1)最初から編集に着手してはいけない 最初の教えは、「いきなり編集に着手してはいけない」。同氏がデザインする際に心がけているのは、できるだけたくさんの情報を収集すること。そのために同氏は、たくさんの人に会うのだという。 エバーノートには創業時から参加することになったので、同氏はまず企業ロゴを考える
アップルのデザインの進め方、責任者ジョナサン・アイヴが語る2012.03.15 22:006,694 福田ミホ アップルをアップルたらしめている何かが、感じられます。 MacBookやiPhone、iPadといったアップル製品に共通する大きな特徴のひとつは、それぞれに独自性が高く美しいデザインです。そんなアップルのデザインを取り仕切る人物は、インダストリアルデザイン担当上級副社長のジョナサン・アイヴです。彼はデザイン業界への貢献を評価され、出身国であるイギリスから「ナイト」の称号も与えられています。 そんなアイヴが、ロンドン・イブニング・スタンダード誌でのインタビュー記事の中で、アップルのデザインの秘訣に触れつつ、他社の問題点も指摘しています。また、我々ユーザーについてアップルがどう見ているのかも、話しています。 以下、インタビュー記事からの抜粋です。 Q:アップルのデザインは、どこが「違
【原文】 CC-licensed image by Joi 近著「The Start-up of You」の冒頭、LinkedInの共同創業者で会長の Reid Hoffmanは(共著者のBen Casnochaの手を借りて)キャリアアドバイス本の聖域を侵し、使い古されたアドバイスである「あなたのパラシュートは何色?」(訳注:キャリアデザインのバイブル)が、現在の経済状況の中では意味をなさないと述べている。 その質問は間違っている。自分自身に問いかけるべきことは、自分のパラシュートが状況の変化に応じてきちんと浮遊し続けられるかどうかだ。 Hoffman の本の基本的な考えはこうだ。デトロイトの恐竜たち(訳注:アメリカの自動車産業各社)は失業者を思い上がらせてしまい、彼らの適応能力を無にしてしまった。求職者の人たちも、シリコンバレーの賢いスタートアップの真似をしないとそうなってしまう。Hof
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