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ブックマーク / xtech.nikkei.com (8)

  • ユーザー・エクスペリエンスの定義と実践

    スウェーデンにあるソニーモバイルコミュニケーションズの開発拠点を徹底取材した。同社のユーザー体験/ユーザーインタフェースの専門家らへの取材を通じて、スマートフォン「Xperia」の開発アプローチに迫る。第2回は、同社ヒューマン・インタフェース・デザインのアートディレクターである今村氏に聞く、ユーザー・エクスペリエンスの定義と実践である。 ソニーモバイルコミュニケーションズでは、連載1回目に登場した石田氏や今村氏の肩書きに「エクスペリエンス」あるいは「UX」が使われている。これは、魅力的な製品を作るうえでユーザー・エクスペリエンス(UX)がカギだと考えているからだという。 同社に限らず最近よく使われるユーザー・エクスペリエンスだが、人によって認識はまちまちである。ユーザー・エクスペリエンスとユーザー・インタフェースが混同されて使われていることもある。 そこで今村氏は、これらの言葉を事にたと

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  • [インタビュー]方法論至上主義に警鐘、急成長「LINE」を生んだ企画プロセス

    新事業、新サービスを開発する際に必要なものは何か。最近注目を集めるコミュニケーションサービス「LINE」やキュレーション・プラットフォーム「NAVERまとめ」などの開発に携わったNHN Japan執行役員の島村武志氏(写真1)に、新サービス開発の実践方法、リーダーの役割を聞いた。 新しいサービスや事業を始めるときに意識しているのはどんなことでしょうか。 最初の戦略的な立場が肝になります。最終的なゴールがどれくらいの規模になるのかイメージできないと、どう投資すればいいか分かりません。 最大の可能性から逆算的に今やることを考える 私たちが開発したNAVERまとめやLINEは、無計画に始めたわけではなく、獲得できる最大のパイを最初に考え、逆算的に今やることを考えました。LINEそのものが最初から考えられてきたというよりは、漠然と「基盤を作らないといけない」というゴールがあって、そのゴールに向けた

    [インタビュー]方法論至上主義に警鐘、急成長「LINE」を生んだ企画プロセス
  • Hack for Japanが復旧・復興支援制度の検索・周知支援プロジェクトなど公開

    Hack For Japanは2012年7月9日、経済産業省および三菱総合研究所と共同で実施した「復旧・復興支援データベースAPIハッカソン」の成果を公開したと発表した。表記の違いに左右されずに制度を検索できるようにする「ノーマライズ検索」や、支援制度の内容をより分かりやすく説明する「わかる! 支援制度」、新しい支援制度をTwitterに投稿する「支援制度ツイート」 などのプロジェクトを公開している。 Hack for Japanは、ボランティアのIT技術者などによる、復旧・復興に役立つWebサービスやスマートフォンアプリなどの開発を支援する活動。東日大震災の直後から、開発ミーティングである「ハッカソン」などの活動を行なってきた(関連記事)。 2012年6月2日には、政府のWebサイト「復旧・復興支援制度情報」が外部からデータを利用できるよう公開しているAPI(Application P

    Hack for Japanが復旧・復興支援制度の検索・周知支援プロジェクトなど公開
  • エバーノートのクリエイターが教える「魅力あるUIとUX」の極意

    2012年2月3日、“シリコンバレー流”のユーザー・インタフェース(UI)やユーザー体験(UX)、ブランドのデザインをテーマにしたトークセッションが、デジタルガレージ社で行われた。 登壇したのは、米エバーノートでクリエイティブディレクターを務めるゲイブ・キャンポドニーコ氏(写真1)。米アップルでの勤務経験も持つ同氏は、この数年にわたるエバーノートのアイコンのデザインからブランド構築までの数々の経験談を語った。 同氏が講演で指摘したUIUX、ブランド構築のポイントは、以下の9点にまとめられる。 1)最初から編集に着手してはいけない 最初の教えは、「いきなり編集に着手してはいけない」。同氏がデザインする際に心がけているのは、できるだけたくさんの情報を収集すること。そのために同氏は、たくさんの人に会うのだという。 エバーノートには創業時から参加することになったので、同氏はまず企業ロゴを考える

    エバーノートのクリエイターが教える「魅力あるUIとUX」の極意
    bookslope
    bookslope 2012/03/21
    Evernote のクリエイティブディレクターが講演したセミナーレポート。
  • ユーザーの良心を信じ、あえて個別の返答はしない

    人々の生活に直結した「通信」を担うNTTドコモ。携帯端末は今や財布に次ぐ必須アイテムだけに、NTTドコモのFacebookページにはユーザーからの愛情あふれるコメントと辛辣なコメントが混在している。こうした状況に対して彼らが選んだスタンスは、ユーザーからの声には良質の情報発信とビジネスにおける技術革新、サービス向上で応え、「オフィシャルな立場で個人に向けての返答はしない」というものだった。 一見すると突き放した冷たい印象を与えかねないが、Facebookページへの「いいね!」の数は日々伸びており、彼らの決断はユーザーを失望させる要因に直結してはいない。「ありのままであり続ける」というシンプルなたたずまいで、人気ランキングの上位に位置する理由を同社でソーシャルネットワークサービス(SNS)や公式ホームページを運営する山川聡氏と諸成万氏に聞いた。 NTTドコモ マーケティング部 WEB担当課長

    ユーザーの良心を信じ、あえて個別の返答はしない
  • 個人サイトはブログが4割強,「RIA」は6割強が知らない

    総務省情報通信政策研究所が2008年7月に発表した「ブログの実態に関する調査研究」によると,2008年1月時点でインターネット上で公開されている国内のブログの総数は約1690万だという。そこでITproでは11月上旬に,ブログを含む個人運営Webサイトの現状と,併せて現在注目のWeb技術「RIA(Rich Internet Application)」についてWebアンケートを実施。1998人の方から回答をいただいた。 コンテンツ作成・管理とページ・デザインで苦労 まず,プライベートなWebサイト(ブログを含む)の運営経験の有無を聞いたところ,「現在,運営している」と答えた回答者は2割強(図1)。「これから運営したい」とする回答が1割程度あった。一方,「運営したことはないし,これからも運営するつもりはない」との回答も5割近くに達した。 では,プライベートなWebサイトを運営している人は,どの

    個人サイトはブログが4割強,「RIA」は6割強が知らない
  • 第48回 IT部門で,今最もホットな役割は何か?

    Forrester Research, Inc. マーク・セシール バイス・プレジデント兼プリンシパル・アナリスト IT部員のどの役割がホットか―。ITの各分野を専門とするフォレスターのアナリスト9人に聞いた。25個の役割の候補から16個を選出し、さらに4段階のヒートレベルにランク付けした。これが図に示したものだ。こうした組織におけるホットな役割に対する要求を満たすため、CIO(最高情報責任者)は主要なスキルにおけるギャップを認識し、どの役割のスタッフを雇ってくるのか、あるいは社内で育てるのか、それとも外部から借りてくるのかを決める必要がある。 最もホットはデータとセキュリティ 我々の調査では、情報/データのアーキテクトと情報セキュリティ専門家が最もホット(Hottest)な役割となった。この二つの役割はハイリスクかつビジネスへの影響が大きく、それを担当できる人材が不足しているからである。

    第48回 IT部門で,今最もホットな役割は何か?
  • 第23回 「色」が持っている三つのチカラ

    前回に引き続き,「色」の話をします。前回は,「色を決めるプロセス」に触れましたが,今回は色がユーザーに届いた後,どんな「効果」を発揮するのかを考えてみます。 「色」が他の要素に比べて「雄弁」になりうる場面は,少なくとも三つあります。「強調」「印象」「関連」です。言葉で長々と説明しなくても,色を有効活用することで,発信者が持っているこれら三つの意思を,暗黙的にユーザーに伝えることができます。 ▼強調 まず「強調」に注目してみましょう。 前回の安全色に関する慣れ(あるいは刷り込み)のおかげか,特定の色に対して私たちは似たような反応を示します。例えば赤色を使った「ここに注目!」という表示があれば,この部分だけが目に飛び込んで見えます。他の文字色が黒であるがゆえに,そのコントラストの差によって目立たされているのもわかると思います。 しかし,この強調するという効果を,あまりに多用すると,かえって焦点

    第23回 「色」が持っている三つのチカラ
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