窓口業務が停滞し、満杯になった本の返却棚。予約された本の貸し出しにも遅れが生じている=4日午後、大阪市西区の市立中央図書館 大阪市立中央図書館(大阪市西区)で、本の返却用の棚が満杯になっていたり、予約された本の貸し出しに長期間かかったりと窓口業務が停滞していることが4日、分かった。同館はホームページで「お詫(わ)び申しあげます」と謝罪する2日付の告知を掲載。担当の市職員は「窓口業務の委託業者が代わり1カ月たったが、市民にご迷惑をかけている状況が大きく改善しない」と説明している。 同館は本の返却や貸し出しなどの窓口業務を民間業者に委託。4月から新しい業者に交代したが、作業に不慣れなことや、人員が足りないことから返却棚が満杯の状態が続いている。予約された本も迅速に貸し出せない状況になったという。 新しい業者は業務委託を約4億2200万円で落札し、令和9年度末までの3年契約を結んだ。市は窓口業務
