彼らが日本武道館で単独公演を行うのは、結成26年目にしてこれが初めて。バンドにとって史上最大規模のワンマンとなったが、舞台の上には黒地に「タマネギから飛び出したニワトリ」が描かれた巨大なイラストが飾られているだけで、映像を映すモニターや特別なセットなどもなく、その様子からメンバーがあくまで普段と変わらないライブを目指しているように感じさせる。開演時間を過ぎてしばらく経つと、怒髪天のメンバーがフラカンに捧げて歌う応援歌がSEとして流れ、曲が終わると同時に会場が暗転しステージにメンバーが登場。最新作「夢のおかわり」のオープニングを飾った「消えぞこない」からライブがスタートし、4人は広々とした空間でのライブを楽しむように笑顔で次々と楽曲を演奏した。 人で埋め尽くされた客席の様子を見ながら、鈴木圭介(Vo)は「ガラガラのシミュレーションしか用意してなかったからね」、グレートマエカワ(B)は「たぶん
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